エシカルファッションをリードする
ECOMACOが、CSR活動として行っている 「光のカケラプロジェクト」が、岩手県南三陸町にて開催されました。
その時の模様のレポートをいただきましたので、ここに紹介させていただきます。
2013年3月30日(土)~31日(日)、南三陸町の各所で、ユニー様のご協力のもと、開催されました。
3/30 15:00
<南三陸町にて被災地視察>
防災対策庁舎は当時屋上まで津波に襲われ、現在は骨組みのみの状態。
正面には献花台が設けられており、地元の方やボランティアの方などが祈りをささげていた。
3/30 15:30
<石泉活性化センター下見>
3/31のワークショップ会場を下見。
南三陸町で子育てをしながらハンドメイド工房を運営している「うたっづ娘工房KERO」さんにセンターについて説明を受ける。
3/30 16:00
<伊里前復幸商店街下見>
3/31のワークショップ会場を下見。
プレハブハウスを連ねた商店街で地元のわかめやスウィーツなどを販売しており、地元の方の憩いの場となっている。
3/30 16:30
<復興カフェ カフェ・ド・リアンにて打合せ>
津波で2階まで浸水したという家を利用して仮設住宅に暮らす町民の方の集会場としての役割を果たしている。
インターネット完備。
セルフサービスでサスティナブルコーヒーやケーキなどを提供している。
3/31 9:00~11:30
<伊里前復幸商店街 ワークショップ>
屋外のテントにてワークショップを実施。
3/31 9:00
<伊里前復幸商店街 ワークショップ>
地元の家族や復幸商店街の方が参加し、インストラクターによる素材(バイオマス)、色(京都の染め師により染められ、それぞれに色の名前がついている)についてレクチャー。
3/31 9:00~11:30
<志津川ベイサイドアリーナ 福輿市にてワークショップ>
月に1回行われている福輿市にてワークショップ。
会場では地元高校生によるバンドやプロミュージシャンによるステージ、地元の食べ物の屋台などがありお祭りのような雰囲気。
3/31 9:00~11:30
<志津川ベイサイドアリーナ 福輿市にてワークショップ>
参加した子どもからは「学校ではがれきを使った工作を行っている、学校でも今日の様にキレイな色の工作がやりたい」と話してくれた。
兄弟や親戚同士での参加があった。
3/31 13:00~15:00
<石泉活性化センター にて 毎日をハッピーにするカラー講座>
ドレメ学院院長である岡先生によるプログラム。
参加者のほとんどは仮設住宅に住んでいる。
身にまとう色や声のトーンを変えるだけで印象は変えることができます、と説明をする岡先生。
色表から好きな色、嫌いな色を選びオリジナルカラーチャートを作るワークショップ。
顔周りにスカーフをまとうだけで印象がとても明るくなる。
色は光の一部であり、カラーコーディネーションにより印象が変わることを実践。
しかし参加者は、笑顔が少なく、少し悲しげな表情。
スカーフをまとうのを拒否する方もみえたが、岡先生の講義が進むにつれて次第に明るい表情に変化していく。
ECOMACOのドレスをまとってウォーキング。
少し照れながらも堂々のウォーキングで、会場には笑顔と拍手があふれた。
ドレスの刺しゅうなどに興味を持つ方が多く、手に取り見入っていた。
インストラクターより、「フキコ」の作り方のレクチャーを受ける。
始めは表情の固かった参加者も最後はとても柔らかく明るい笑顔。
ぜひ写真が欲しいとの声もあり、喜んでいただけた。
今回のワークショップで色によって力をもらうことができる、カラーは人をハッピーにするということが実感できた。
このような活動が被災地の方々へ元気とキレイをもたらし、明日へ繋がっていくことを願う。