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2011年9月3日土曜日

東京ビューティー事情

こんにちは、川原好恵です。

先日、イギリス大手流通のビューティ&ランジェリーディレクターが
来日したので、1日アテンドしました。
彼女達は、年2回来日し、マーケティングリサーチを行っています。
ビューティもランジェリーも、ヨーロッパのほうが進んでいる気が
しますが、日本製品のユニークなコンセプト、ハイテクノロジーとの融合、
きめ細やかな販促対応は、大いに商品開発の参考になるようで、
私は会う度に質問攻めになります。

今回の来日の一番の目的は、最新のビューティ事情を探ること。
「今、日本のビューティ市場では、何が新しいか?」という質問に
私は次の答を用意しました。

1.ナチュラル&オーガニック製品
これは7月15日のブログ「オーガニックコスメはお好き?」でも
詳しく触れましたよね。
英国人の彼女達にとって気になるのは、日本のブランド。
中でも、先週新宿ルミネ1にオープンしたばかりの
「AUX PARADIS」「VECUA Honey」には興味津々!


「AUX PARADISE」では、ロバのミルク(人間のお乳に成分が近いとのこと)で
作った石けん、「VECUA Honey」では日本製のハチミツで作った製品に
釘付けでした。


2.スカルプケア&ヘッドスパ
john master organic」のヒット以来、俄然熱くなったヘアケア市場。
"顔と同じ皮膚でつながっている頭皮をケアすれば、顔もリフトアップ!"と
の啓蒙も進み、サロン系製品を軸に新商品も続々。
SMAPのCMでおなじみの「スカルプD」も大ヒットらしいですし、
メンズ市場も、かなり盛り上がっています。

新宿東急ハンズの3Fでは、スカルプコーナーがしっかり提案されていて、
英国人の彼女達は、そのコンセプト提案にアイデアを得たようでした。


3.モバイルビューティグッズ
最近続々と発売されて話題となった、化粧水をスチームであてる携帯美顔器。
「いったい誰が使うのか?」と質問する彼女達に、
「あなた達のように、世界中を飛び回ってる女性達よ。
いつでもどこでも、日本女性の美への探究心はすごいのよ」と説明。
東急ハンズで実物を見ると、携帯電話に似たスタイリッシュなデザインと軽さ
に驚き、その機能に納得していました。


4.韓国コスメ
日本では韓国の歌手やドラマが人気で、それにインスパイアされて
韓国コスメが人気を博していると紹介。
中でもトレンドは、カタツムリを原料にしたコスメだと紹介したら
かなり引いてました(笑)。
これに関しては、見たいとも買いたいとも言われなかったのは、残念!



5.男性消費者
WWD BEAUTYの編集者に聞いた話では、
バーニーズ ニューヨークエストネーションなど人気セレクトショップの
ビューティコーナーでは、男性の購入が40%占めるとか。
しかも、日本のナチュラル&オーガニックコスメを積極的に
紹介しているとのこと。
彼女達は、さっそく翌日足を運んだようです。

こうして、外国の方をアテンドする機会が時々あるのですが、
私にとっては、海外のマーケットと日本のマーケットを対比して考えられ、
自分の頭の中を整理できる、とても良い機会です。
アテンドしていて一番感じるのは、販売員の方のホスピタリティに
対する意識の高さ。
どこの店でも、プロフェッショナルに商品説明をし、おもてなしの心で
接してくれる販売員さん達を、日本人として誇りに思いました。

2011年7月15日金曜日

オーガニックコスメはお好き?

こんにちは、川原好恵です。

みなさん、スキンケア商品は何を基準に選んでいらっしゃいますか?
やはり、いちばんは「効能」、次に「価格(コストパフォーマンス)」
でしようか。
あとは販売員さんとの相性、評判、買い易さ・・・などなど。
ちなみに私は「香り」を重要視しています。
いかにも"作られた人工的なにおい"が、本能的に苦手なのです。
その結果、現在は「オーガニックコスメ」と呼ばれるものを愛用しています。

このオーガニックコスメ、最近は女性誌でもよく特集が組まれ、
百貨店でも、「ナチュラルビユーティスタイル展 @名古屋タカシマヤ(6月)」
「GREEN MAKES YOU SMILE@東急百貨店(5〜6月)」
「ORGANIC BEAUTY FAIR@渋谷西武(5月)」など、
頻繁にフェアをやっています。
新宿伊勢丹2階の「ビューティアポセカリー」などは、
このオーガニックコスメを集積した先駆け。
早い話、ちょっとしたブームなわけです。




その市場は数値にも現れています。ちょっと前の数値ですが、
2009年で80億円規模(前年の1.9倍の伸長)、2010年は85億円の見通し
(「WOMAN nikkei online」より引用)なのだそうです。
もちろん、その市場は現在も拡大傾向です。

ただし、この「オーガニックコスメ」、
基準がさまざまなのも悩ましいところ。
「オーガニック(organic)」なので、
「農薬や化学肥料を用いずに育てられた植物を原料としたコスメ」
というのが基本なのでしょうが、
そのオーガニック植物原料が100%近くを占めようが、
1%しか入ってなかろうが、「オーガニックコスメ」と
言えてしまうのが現状。
そこで、「オーガニックコスメ」として高い品質と安全性があることを
証明する方法のひとつとして、多くのブランドが取り入れているのが、
さまざまな認証マークをパッケージに掲載すること。
例えばヨーロッパの製品でよく見る「エコサート」、
英国でオーガニック食品の認定から始まった「ソイルアソシエーション」、
米国農務省認定の「USDA」などです。




オーガニックのヘアケア製品として革命的なヒットとなった
ジョンマスターオーガニック」はUSDA認定。
自然療法をベースにオーガニックコスメを提案する
ニールズヤード レメディーズ」はソイルアソシエーション認定。
スタイリッシュなパッケージで人気の「キールズ」は
エコサート認定といった具合です。
もちろん、オーストラリアの「ジュリーク」のように、
認証マークが入っていなくても、素晴らしいブランドもあります。





食品同様、オーガニックの需要が高まるということは、
その生産背景が広がっていくこと。
その結果、農薬や化学肥料を使う農地が減って
地球環境が良くなる。これは言うまでもなく素晴らしいこと。
それに、植物のパワーを吸収した肌は生き生きと輝き、
その香りを楽しみながらのスキンケアは癒しの時間となります。
とはいえ、"ブーム"が到来し、注目を集める中、
"オーガニック"や"ナチュラル"、"自然派"を唱うブランドが乱立するのも、
市場の自然な流れ。
消費者は、自分自身で見極める目と感性を持つことが大切な時代に
突入したようです。