2011年5月20日金曜日

昨今のビューティー業界事情は?

こんにちは、川原好恵です。

先日、5月16〜18日に開催された「ビューティーワールドジャパン」
行ってまいりました。

「ビューティーワールドジャパン」は1998年から開催されている
日本最大の美容関連の国際見本市。
震災の影響もあったようてすが、中国パビリオン、フランスパビリオンも
設けられ、3日間で43,218名の入場者があったとのこと。
海外からの出展者の姿も数多く見られました。
ビジネスセミナーのプログラムのテーマを見ると・・・
「中国での化粧品登録について」「日本化粧品ブランドが中国市場で成功を収める秘訣」など。
ビューティー市場も、中国進出をしっかり見据えて活発に動いています。

会場には、エステサロン用機器や備品、コスメ、ボディケア、ネイル用品、
最新美容器具、補正下着、ダイエット食品、紙パンツのダース売りまで、
あらゆる物を扱う会社がスタンドを設けて、
熱い商戦を繰り広げているわけです。

私は数年ぶりに会場に足を運んだのですが、
いくつか変化や特徴が見られました。
ちょっとご紹介したいと思います。

1.エステ機器はサロン→自宅→携帯へ
美顔器的なものなど、以前はサロンで使われていたものが、
自宅で使えるようになり、さらに好きな時に好きな場所で使えるように
携帯できる形態へと進化しているようです。
そう、電動ハブラシのドルツと同じような進化を
美容機器も遂げているわけです。
女性の美に対する追求心は尽きませんね。

2.まつ毛市場はまだまだ拡大中!?
まつ毛のイクステンションの浸透ぶりは理解していましたが、
想像以上にまつ毛を扱うスタンドが多くてビックリ!
「アートメイク&まつ毛関連ゾーン」というエリアも
できていました。
一見、違いがわからないまつ毛がズラリと並ぶ様は圧巻。
これからもまだ伸長する市場と考えられているのでしょうね。

3.裾野が広がるナチュラルコスメ人気
会場では「ナチュラル&オーガニックゾーン」が設けられ、
あらゆる自然植物由来のコスメがラインナップ。
「ナチュラルコスメ」とは、とてもふんわりとした呼び名。
何を持って「ナチュラルコスメ」とするのか、
「オーガニックコスメ」の基準はどこにあるのか、
売る側にも買う側にも、確かな知識が必要な時代となったようです。
会場では美容家・オーガニックコーディネーターの吉川千明氏による
セミナー「時代とリンクする"オーガニック"、今、"本質"がキーワード」も
催されていました。

そして、今展の目玉は震災を受けて立ち上がった
「チャリティーネイル・頑張れ日本! 立ち上がれネイリスト」と
題したプロジェクト。
"ネイルの技術により、「日本と、日本のネイル業界が元気を取り戻す」手伝いをしたい"
という考えをもとに、開催されたもの。


会場内には、プロのネイリストによるネイルサロン体験スペースが設けられ、
技術を受けた人は、自分で好きな金額を寄付するというもの。

ネイリスト達は自分の技術を提供することで義援金が募り、
ネイルサロン体験をした人はキレイになれて義援金が募る。
みんなが笑顔になれる、とってもステキなチャリティーイベントでした。

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