2011年5月23日月曜日

H&Mがやってきた!

ショッピングモールを外から。
「万达」は当て字で、中国語では「ワンダー」と読みます。

こんにちは、中国・武漢の山田です。

2011年5月12日、武漢にとって記念すべき日となりました(と勝手に思っているだけですが…)。
H&M武漢1号店がオープンしたのです!

実は、このH&M、前々からオープンの噂はありました。
既にH&Mは内陸を含む中国の多くの都市に進出しています(文末URL参照)。
以前から武漢にもできる、できない、いつできる、といった話を噂にしていました。
同じように出店の噂があったZARAは先に進出しています。

今回のオープンを知ったのは約1週間前、たまたま利用したバス停の広告でのことでした。
突然の大ニュースに驚いたのですが、よくよく注意すると武漢中のバス停にH&Mの広告が溢れています。
そしてオープン日に行くことを即決。
今回もバスで2時間かけて、長江の向かい側、漢口地区へ。
H&M入り口その1。小さく「出口」と張り紙があります。
この日に限り、一応こちらが出口です。

H&Mがオープンしたのは巨大なショッピングモールの中です。
まず、H&Mにたどり着く前に、ショッピングモールに驚かされました。

このショッピングモールは、半年ほど前にオープンしたそうですが、ふつう中国(武漢だけでしょうか?)では半年もすれば、建物にほころびが見えてきます。
しかし、このモールにはそういった中国臭さが感じられません。
雰囲気は日本のモールとほぼ同じ。
お店は知らないものばかりですが、とにかく雰囲気が日本と同じなのです。
なぜか、日本にいるような安心感を感じてしまいます。

さて、本題に戻りましょう。
H&M入り口その2。こちらがこの日の入り口です。

H&Mにたどり着くと、店内はなかなかの繁盛ぶり。
私が行ったのは既に夕方で、スムースに入店できましたが、入場制限用の柵などがまだ残っていました。
店内は、Men’s、Women’s、Kids’の3エリアで、日本の感覚では大型店に数えられると思われます。
(今回、ラッキーなことにH&Mの隣りにはZARAもありました。こちらも大型店です。)
H&MのとなりにあるZARA。おまけです。

今回、わざわざオープン日に行ったのは、「店内がどんな大変なことになっているのかを観察する」のも一つの目的だったのですが、意外にも(?)秩序が保たれていました。
もちろん世間一般の武漢と比べてという話なのですが、やはりH&Mを知っているという時点で、武漢人の中ではそれなりのレベルの人たちなのかもしれません。
店内風景その1。日本と変わりません。
店内風景その2。
予想どおりの光景がありました。
レジ待ち列。

秩序があると言っても、もちろん中国ならでは?武漢ならでは?のエピソードもあります。
私が帽子を買おうといくつか手に取って悩んでいると、女性客が近づいてきて、
「それちょっと見せてほしい」
その後、「今度はそっちを見せてほしい」
またまた「やっぱりそっち」
など、欲しい商品を持っていれば店員も客も関係ありません。

レジでも、キャッシュオンリーのほうは待ち時間ゼロ、銀聯カード可のほうには大行列です。
さらにとっておきはマネキンたち。
こちらは写真をご覧下さい。
特に下の写真には、一カ所おかしいところがあるので、間違い探しをしてみてください。
マネキンその1。こちらも予想どおりです。
マネキンその2。
一見左側がおかしく見えますが、間違いがあるのは右側です。
同行した日本人留学生(女性)は大笑いしていました。 

実は、私は日本では数えるほどしかH&M、ZARAに行ったことがないのですが、今回の武漢進出にはとても喜んでいます。
なぜなら、価格と品質の釣り合いをある程度読めるからです。
中国ブランドにもきっと良いものがあるのでしょうが、素人目には、どれが良いものなのか、また価格と品質が見合っているのかはわかりません。
その点で、たとえバスで2時間かかろうとも、知っているブランドが「ある」と「ない」では大違いなのです。
普段から通うことはなくても、いざという時に買える場所ができたということに、幸せを感じています。

H&M中国店舗マップ
http://www.hm.com/cn/store-locator

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