2011年7月6日水曜日

若者が集まる街 モンコック

はじめまして、香港オフィスのアキです。
今回から時々、香港のことを書いていきますので、よろしくお願いします。

早速ですが、皆さんは、いつもどこで買い物をしていますか?
きっと自分の好きなものが売れられていそうな場所でしょう。そういう場所の特徴は、きっと自分のどこかに似ているのだと思います。

自分のスタイルに似合っている、商品の値段が自分の思っている値段と近い、など。
そういった要素が複数組み合わさって、その場所に買い物しに行くようになるのではないかと思います。
東京の10代~20代の女性たちは、よく、原宿や渋谷にファッションを買いに行っているようです。
原宿と渋谷で売れているファッションは、スタイルがかなり違っているので、原宿系や、渋谷系といったら、すぐファッションのイメージができます。

原宿系と渋谷系との違いは、ここで皆さんと研究するつもりではありませんが、言いたいのは、日本と同じように、香港でも、場所が違ったら、商品のスタイルや値段なども違うわけです。

香港で、人がよくファッションを買いに行く場所は、大体、コーズウェイベイ、尖沙咀とモンコックという3つのエリアです。それぞれ特徴があります。
その中で、今回、皆さんに紹介したいのはモンコックです。

モンコックセンターというところでは、昔から、大量の日本ファッションを真似したものが売れています。

東京を香港に例えたら、モンコックの雰囲気はたぶん、渋谷に似ているでしょう。
モンコックは、すごく便利で、若者たちがよく集まっている、夜になってもにぎやかな場所です。
売れているファッションやグッズも、若い世代向けになっていて、値段はコーズウェイベイと尖沙咀よりかなり安いです。
その中でも日本のファッションが香港人の憧れです。
この間は、モンコックにある安いものが売れているショッピングモールに行ってきました。

日本ファッション誌に載ったブランドのバッグを真似したものが、ここで売れている!!
スタイリングにはまだ進歩する余地がありそうだと思いますが、スタイルは、かなり日本っぽくて、びっくりしました。

LIZ LISAという渋谷系の女性たちに大ヒットブランドを真似した、安いファッションが売れています。

日本では森ガールと言われていて、落ち着けそうな色を使っているファッションも、このモールで売れています。
去年までは、このモールではかなり日本っぽいファッションが独占していた記憶が残っていますが、今年は少し変わってきているような気がします。
今まで、夏が来ると、このモールではよく、上記のようなものが売れていましたが、今年の夏は、韓国スタイルのファッションが売れるようになったみたいですね。  




このようなスタイリングは日本っぽいかもしれませんが、雰囲気から見ると、やはり、韓国っぽい、だと思いますね。韓国の説明も書いてありますし。
ということで、香港は、もう日本のファッションだけのものではなく、韓国ファッションが追いかけているようですね。

ちなみに、この靴屋さんがモールの外にあり、私は、店の名前に惹かれてしまったのです。
日本っぽい靴を売っているようなので、それをアピールするために、日本のファッション誌「ViVi」をお店の名前にしたのではないかと思いますね。

モンコックでは、いくつのショッピングモールがありますが、どこでも日本っぽいファッションや商品がよく売れているようで、香港の人が日本のファッションが好きだということは間違いない、と思います。
皆さんも、きっと、面白い発見が出来ると思いますので、ぜひ、モンコックに、行ってみてください。

2011年7月5日火曜日

武漢の郊外のさらに外、となりまち黄石市

こんにちは、中国・武漢の山田将平です。

“武漢の”と書きつつ、今回は武漢ではなく、『黄石市』という武漢の隣町のお話をしたいと思います。
Wikipediaによれば黄石市は総人口255万人、市区人口67万人の中都市です。(武漢市は総人口970万人)
隣町と言っても、武漢からは東に100kmほど離れています。

なぜこんなところへ行ったかというと、この黄石市、偶然にもわが故郷岐阜県関市の姉妹都市なのです。
正直なところ武漢行きが決まるまでは、黄石市の存在さえ知らなかったのですが、絶望的な武漢行きを前にして「これも姉妹都市が結んだ何かの縁かもしれない」と、黄石市に勝手に親近感を抱いてきました。
現在、既に中国の大学は夏期休暇に入っているので、今回暇を活かして早速行ってきたというわけです。
武漢–黄石はこのバスに乗って約1時間半。

武漢から黄石までは、高速バスで35元、約1時間半道のりです。
意外にも速度80kmできっちり走るオンボロバスに揺られ、お尻が痛くなってくる頃には到着です。
私が利用したバスセンターでは日中20分毎、武漢–黄石間全体では、毎時5,6本はバスの本数があるのではないでしょうか。
さらに鉄道もあるので、広い中国でもやはり隣町との間には、多くの人の流動があるようです。
日本史の教科書に出てくる大冶鉄山があるのも黄石。市内では各地で山が掘られています。写真は長江沿いから。

黄石も湖の街です。武漢よりも日常と湖が近いようで、たくさんの太公望も。後ろは『MAILYARD』『美尔雅』の看板。

ひときわ目を引く巨大ビル(左)と体育館(右)。きれいで人が少ない、即ちゆとりがある、というのがこのまちの印象。

さて、バスを降り、黄石のまちなかに入った際の第一印象は”意外とふつう”。
ひどい田舎を想像して行ったのですが、良い意味で裏切られました。
もちろん中心街の規模や活気では武漢と比べようもないのですが、そんなところは武漢でも一部です。
ハレの場や機会はともかくとして、“老百姓(ラオバイシン=庶民)”の日常生活は武漢と大差ないと思われます。
黄石市政府前から。
道路、歩道は整備されており、武漢につきものの渋滞もありません。

また“黄石人”の外見や雰囲気から特に田舎臭さは感じません。
むしろ、やたらうるさく粗っぽい武漢人に比べればずいぶん安心感があります。
怒ってもいないのに怒鳴ったり、眉間に皺を寄せて「あ?」とやる”武漢人のふつう”は黄石ではふつうではないようです。
同じ気候風土なわけですから、このあたりは武漢人もぜひ…。

道路、歩道などのインフラも(田舎の割には)きれいに整っています。
そして、あろうことか、いや素晴らしいことに、道にゴミがあまり落ちていません。
武漢よりはるかに清潔、人も悪くない、インフラや物資もそれなり、娯楽や刺激さえ必要でなければ日本人でも案外住めるかもしれません。(決して私が住みたいわけではありませんが)
黄石の繁華街。
規模は小さいですが、武漢に比べればこれでもクリーンです。

繁華街その2。
武漢では、道にゴミが落ちていない、穴があいていない、当たり前がありません。
しかし黄石にはありました。

以上、黄石市をえらく良く書いてしまいましたが、あくまで”対武漢比”であること、たった一日いただけの印象であることにはよくよくご注意ください。

さて、前述のように、わが故郷関市とこの黄石市は姉妹都市です。
なぜこのような日本と中国の田舎町同士が姉妹都市なのでしょうか。
実はこれは、ある合弁企業がもたらした縁なのです。

黄石市に入ると、至る所で『MAILYARD』『美尔雅』というアパレルブランドの看板や広告を目にします。
これは、『湖北美尔雅股份有限公司』(上海株式市場600107)という現地企業のブランドなのですが、この企業と関市の『サンテイ』という企業は合弁関係にあります。
合弁が始まったのは、中国がここまでの発展を遂げるとは誰も思わなかった1985年です。
バス停の名前になっている『美尔雅』。左から4つ目。

この内陸の地方都市にとっては、恐らく初めてやってきた外資なのではないでしょうか。
中国の地方都市国営企業と日本の小さなまちの企業が改革開放間もない時期から協力を続け、一方は上場企業にまで発展したわけです。
現地で『美尔雅』の存在感の大きさを感じれば、両市が姉妹都市であることにとても納得がいきます。
『湖北美尔雅股份有限公司』のオフィス・工場。
なんと日の丸がはためいています。

さらにこの『美尔雅』、バス停の名前にもなっています。
いくら親近感を抱いているとはいえ、オフィス・工場まで訪ねるつもりはなかったのですが、バスで通りかかったので降りてみました。
『美尔雅』の街頭看板。特に狙って撮ったものではありません。
高速道路、まちなかなど各所に看板が出ています。

工場併設の店舗を訪ねると、日本円で1万円は下らない紳士用ポロシャツ、ワイシャツ、数万円はするスーツが並んでいました。
もちろん輸出もしていますが、店員さん曰く、特別に輸出向けというわけではないそうです。
私が店内にいる間にも、恰幅の良いおじさんがやってきて、その1万円を下らないポロシャツを買い求めていました。

”僻地”、”とんでもないところ”である武漢の郊外よりも、さらに”僻地”、”とんでもないところ”である黄石にもこのような需要と供給があったのです。

万が一、私が武漢にいるうちにスーツを新調することがあれば、たとえバスで数時間かかろうとも、ぜひここまで買いに来ようと思っています。


湖北美尔雅股份有限公司 http://www.mailyard.com.cn/
サンテイグループ http://santei.com/

2011年7月1日金曜日

セレブ御用達のシェイプウェアが日本上陸!

こんにちは、川原好恵です。

突然ですが、皆さん映画「SEX and the CITY2」はご覧になりましたか?
映画前半、ゲイカップルの結婚式翌日、主人公4人が食事するシーンで、
ミランダの「I've tricked my body into thinking It's thiner, SPANX」と
いうセリフ。
字幕は「私はやせてるって信じこませてる、スパンクスで!」と
なっていましたが、
この「SPANX(スパンクス)」というワードが何を意味しているのかが
すぐにわかった方は、かなりのセレブ通またはアメリカ通?
いやランジェリー通かもしれませんね。



今、ランジェリー業界では、世界的にシェイプウェアがブーム。
シェイプウェアといっても、たるんだ贅肉をギュウギュウにしまい込む
ひと昔前のガチガチの補正下着ではなく、
特別な装いのために、さらに美しく見せるための"隠しワザ"的なもの。
そのブームの火付け役といわれるのが、「SPANX」なのです。
SPANXとは、アメリカのセレブリティに大人気のシェイプウェアブランド。
レッドカーペットを歩く多くのセレブが、そのドレスの下にはSPANXを
着用していると言われるほど、人気を集めています。
ビヨンセ、ジェシカ・アルバ、マイリー・サイラス、エヴァ・ロンゴリアなど
多くのセレデリティが愛用していることを公言。
時にはドレスの下のSPANXをパパラッチされたりしています。

その話題のSPANXが今春、日本に本格上陸し、先日ペニンシュラホテルで
スペシャルプレスイベントが開かれました。
会場はSPANXカラーの赤に染まり、この日のために来日した
ビジネス部門のバイスプレジデント、ミスティ・エリオットさんと
友近さんとのトークショーが繰り広げられました。
(残念ながら、ワンピースの下にSPANXを着ているという友近さんの写真は
撮影禁止でした)




そのトークショーには、ふくよかなボディのモデルさんが、
体にぴったりフィットしたワンピースを着て登場。
ブラジャーの上におニクがのり、ショーツのラインもくっきり(写真上)!
それが、試着室に入ってSPANXを着用して登場すると、
会場には歓声がわき上がりました。
醜いボディの凹凸がすっかり消え、滑らかなラインの
カーヴィーボディに変身していたのです(写真下)!



ウエストの上にのったおニクを
「マフィントップ(muffin top)」と呼ぶという話題になり、
最後は「ハローSPANX! さよならマフィントップ!」と
みんなで合唱してトークショーは終わったのでした。
その後ふるまわれたランチには、なんと「サヨナラ」と
書かれたマフィンが登場。なんと可愛いジョーク!


他には、フォワグラバーガーやフライドポテトなど、
女性向けのイベンドでは珍しい高カロリーメニューばかり。
「SPANXがあれば、高カロリーな物を食べても大丈夫」との
メッセージだったよう。
さて、その効果のほどは、また今度……(笑)

2011年6月27日月曜日

【中国雑誌】Harper's BAZAAR 时尚芭莎 7月号

日本では廃刊となってしまった「Harper's BAZAAR」ですが、中国では元気です。
今回は「Harper's BAZAAR 时尚芭莎」7月号を紹介します。

なお、原則として、巻頭から掲載されている順番でここでも紹介していきます。

中国ではビニールに入って雑誌が売られています。
左が本誌、右が付録誌です。
高級誌なので、巻頭から欧米系のコスメブランドの広告が目白押しですが、こんなところにSK-Ⅱが。こんな広告のすぐ後に、GUCCIの男っぽい広告が入っています。


GUCCIの香水ですが、メンズ誌向けのような広告
 これは、左に目次、右に広告というパターンですが、BMWの広告が同様のパターンで4ページ続きます。

これも上のBMWと同じパターンですが、左の広告は韓国系のアパレルブランドのもの。わからないときはWebで検索、という中国人にはアピールしやすい広告スタイルです。
もちろん、Webサイトもおしゃれでないとだめですが。http://www.tb2korea.com/index11ss.htm


そして、これはアムウェイの美白コスメの広告。結構あちこちの雑誌に出ていますが、「Harper's BAZAAR 时尚芭莎」では、左に耳がついており、目立つ上に、この広告ページが開きやすい形状になっています。



続いては、中国ブランドの見開き広告。

ルイ・ヴィトンをはじめとするバッグの特集ページです。
ブランドストーリーが説明されており、知らない人もこれを読めばなんとなくわかる、という記事です。

ハイ・ジュエラーの商品をこれでもか、というくらいに紹介するのが好きな中国雑誌のなかにあって、コスチューム・ジュエリーを特集しているのは珍しいです。



後程、紹介する別冊付録誌(一冊まるごとブランドストーリー)と連動していると思われる、左の広告。


香港政府によると思われる、セントラル(Central)にいらっしゃい広告。
中国人は、国内では多額の関税がかかっていることをよく知っているため、買い物は香港で、という人が少なくありません。
そのため中国政府は、3年以内に天津浜海新区に「免税島」を作って国内消費を増やそうという政策をとったり、関税を引き下げたり、ということをやり始めています。

ネイルアートの特集。よく見ると、日本では考えられない雑さがチラホラ。

「BOBBI BROWN」の広告です。全6Pにわたって紹介するもので、これは使用前・使用後の記事です。「BOBBI BROWN」を使ってもメイクテクニックがなければ・・・。

ヴィダル・サッスーンも女性誌に多くの広告を出しているブランドです。この広告は全4Pになります。

注目は左ページの審美歯科の広告です。この手の広告はまだ珍しいです。

資生堂の広告がやっと登場です。


ここからは、とても面白い記事です。
中国共産党結党90周年を記念して、ドラマか映画が制作されているようです。その登場人物と演じる俳優さんを紹介した特集記事が、なんと20Pも!

特集記事の最初の見開き

後半にある、登場人物とその年代を示したもの

そして、スタイリッシュな創作和食の店として日本でも人気の「NOBU北京」の紹介が4P。


これは、中国の風光明媚な場所を紹介するページのようですが、そこは「Harper's BAZAAR」らしい演出が。


そして、巻末近くには、各種イベントの開催情報が。
その中に、「D-Q」という資生堂の、中国ドラッグストア向け商品のお披露目があったという記事が、右上に見えます。香里奈のおかげかも。

以上、本誌で見つけた日系ブランド広告とPRは「SK-Ⅱ(微妙ですが)」「資生堂」「D-Q」でした。
コスメページにはニベアなどもあるので、もっと多くの日系ブランドが紹介されています。詳しくは本誌をご覧ください。

さて、ここからは別冊付録誌です。
まず、こちらは「通が選ぶブランド」の紹介といったところでしょうか。
高級万年筆などを作っている「カランダッシュ」やハイ・ジュエラーの「Van Cleef & Apels」などが紹介されています。
そしてこの別冊は、実はBMWがスポンサーとなっている模様です。

おそらくこれがBMWの車。

葉巻も紹介

そして、投資としての芸術品や骨董など。

こちらは第2別冊付録誌のブランドストーリー。「NE・TIGER」という中国ブランドのもの。伝統的な織りと刺繍技術に卓越したブランドのようです。


中国の雑誌配送サービスのお申し込みはこちらから。