2011年4月11日月曜日

中国人富裕層へのテストマーケティングはいかがですか

震災後、日本市場は難しいので、本格的に中国に参入したい、という企業が増えてきていると聞きます。
とはいえ、日本人が考えるほど、中国は一筋縄ではいきません。

アパレルに関して言えば、北部の中国人はとにかく大きいです。190センチの男性、180センチの女性がたくさんいます。香港でも、日系アパレルはサイズ展開が小さい、とよく言われますが、中国ではなおさらです。

また白物家電が売れている、と日本人は思っているようですが、中国人は日本製の機能追求型の白物家電にはなびきません。
まず色は赤か金。白物ではなく色物家電が好きなのです。

そして、日本人にとっては便利と感じる機能の多くは、家政婦を雇っている中流以上の中国人にとって、どうでもよい機能なのです。家政婦のために、高い家電を買う必要はない、というのが彼らの常識です。

というように、中国人と日本人は同じアジア人ではありますが、まったく異なる感性と考えを持っています。
この点についての認識が、日本人には欠けていると感じることがよくあります。

加えて、日本企業の場合、中国進出 → 中国法人の設立 → 中国メディアに広告、と直線的な行動に走りがちです。
さらには、テストマーケティングも行わず、中国人向けの商品企画なしで、乗り込もうとします。

中国内でそれなりの認知のある雑誌の場合、純広告で1ページ300万円相当の広告料金がかかります。しかも欧米系商品の広告が、これでもか、という具合に掲載されているため、毎月たくさんの雑誌に広告掲載できる予算を持っていない限り、目立つことはありません。
つまり、1回だけの300万円という広告予算は無駄になります。

有効なのはやはりクチコミです。
それもお金持ちの間で話題になることです。

当社は、中国人富裕層(30代中心)をターゲットにしたテストマーケティングの場を持っています。
コストを削減し、最大の効果を生むためにも、ぜひご利用ください。

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