2011年4月29日金曜日

香港で世界規模のランジェリー展開催

こんにちは、川原好恵です。
前回の香港ショッピングモールに続き、今回も香港ネタです。

3月30日と31日、香港コンヴェンション&エキシビションセンターにて
5回目となる「アンテルフィリエール・香港」「モードランジェリー2011」
開催されました。


「アンテルフィリエール・香港」はランジェリーとビーチウエアの素材、
「モードランジェリー2011」は製品を集めた見本市。
アジアを中心に国際色溢れる170ブランドが出展しました。
この見本市は、規模・内容共に世界一を誇る
ランジェリーとビーチウエアの見本市「パリ国際ランジェリー展」
「モードシティ」を主催するユーロヴェットによって、5年前に
スタートしました。



ご存知のように、今や欧米ブランドの生産拠点はアジアへとシフト。
香港は、ランジェリービジネスのハブとして、
重要なポジションとなっています。
欧米の大手SPAはアジア各地にちらばるサプライヤーとのミーティングを
香港で行うことも。
この見本市には約3500名が来場しましたが、
その中にはヴィクトリアズシークレット、アバクロンビー&フィッチ、
アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ、マークス&スペンサーと
いった世界のラジェリービジネスをリードする小売業の
購買責任者が含まれてます。
また、「より実質的な商談ができる」として、近年パリ展への出展を止め、
香港展へ出展して実績を上げている日本の素材メーカーもあります。

会期中は、VIP向けに2012/2013秋冬のトレンドセミナーも開催され、
大好評だった様子。


また、「スピリット・オブ・マッド・ウーマン」を
テーマにしたトレンドフォーラムでは、
香港理工大学の生徒とメーカーが共同で、
オリジナルの高級ランジェリーを創作。
VIPのためのカクテルパーティのショーで披露されました。




華やかさやトレンド発信力は、
さすがにパリには及ばないかもしれませんが、
「世界のファッションビジネスは香港で動いている」
それが現実なのかもしれませんね。

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