2011年11月1日火曜日

【中国雑誌】NUMERO 12月号

当社で、今一番おすすめの雑誌が「NUMERO」です。
日本でも扶桑社が出していますが、断然中国版のほうが上です。ヴィジュアルのクオリティは、日本を代表する印刷会社の方が、「よくこれだけ再現してるなぁ」と驚いたほど。
もちろん、クリエイティビティも素晴らしいのです。
というわけなので、説明なしでご覧ください。












実物は、本当にきれいな仕上がりです。
コンビニで買えるため、比較的手に入りやすい雑誌ですので、一度お手に取ってみてください。
中国まではちょっと、という方は、当社の雑誌配送サービスをご利用ください。

2011年10月15日土曜日

武漢に秋、ならぬ春到来!?

大変ご無沙汰しておりました、中国・武漢の山田将平です。
夏の一時帰国などもあり、かなり久々にお目にかかります。
書いてきた期間と休んでいた期間が同じだろう、というご指摘もあろうかと思いますが、これはただ申し訳ありません。

さて、ともあれ武漢に戻ってきたのですが、この秋すごいことになっていました。
出店ラッシュなのです!
出店といってもその辺の屋台ではありません、ちゃんとしたお店です。

それは9月のことでした。
日本から上海を経由し、武漢空港へ到着。
「やれやれ、大変な日常がまた始まるなあ」と思いつつ、バスから見飽きた風景を眺めていると衝撃の赤い看板が目に飛び込んできました。
『UNIQLO』
そう、ユニクロです。

バス車窓から発見したユニクロとH&M(開店準備中)。武漢暮らしが長いある日本人は「いきなり4つもいらないから、もっと早く作ってほしかったわ」と(歓迎の)声。

店舗がオープンした日の様子

夏前から風の噂では聞いていたものの、こんなに早くできるとは思っていませんでした。
この時点でテンションは急上昇。
さらにオープン日などをネットで調べてみると、なんと!
“武漢に4店同時オープン”
“MUJI(無印良品)も初進出”
“H&M、ZARA、GAP、C&Aなども。この秋、日欧米ファッションブランドが武漢に大量出店”と。
衝撃です。
自分の目、そして自分がどこにいるのかも疑ってしまいました。

富裕層向けモールにある別の店舗。この右には無印良品もあります。(写真を撮っていたら注意されたので無印良品の写真は自粛)

”この秋”となっていますが、どうもほとんどが国慶節(建国記念日)の10月1日を目処にオープンするようです。
そして、9月29日。行ってきました!我らが日本のユニクロのオープンに!
うれしさのあまり、半日で4店中3店もまわってしまいました。

オープン割引になっていたジーンズも購入したのですが、やはり店員さんの対応がすばらしい!
裾直しの時、レジでお金を払う時などなど、ことあるごとに店員さんは「不好意思」と言います。

これは日本語で「すみません」「失礼します」という意味なのですが、中国人・武漢人はよほどのことがないと言わないフレーズです。(よほどのことがあっても言わないこともありますが。)

入店からジーンズを購入するまでにおそらく2,30回は「不好意思」と言われたと思うのですが、これは過去1年間、武漢で「不好意思」と言われた回数よりたぶん多いです。

感動のあまり、レジで「あなたがたの接客はすばらしいし、大好きです」と伝えたら、「ありがとうございます。ご期待に応えられるようより一層努力します。」と、なんと頭を下げられました。
さらに感動。こっちが恐縮してしまいます。

おまけ。実は武漢には『そごう』があるのです。現地企業に屋号を貸しているとのこと。

「これから寒くなるけど、武漢にも春が来たなあ」と余韻に浸りつつ、日を改めてユニクロ4店のうち残る1店にも行ってみました。
住所は”武漢市漢街55号”。
しかし、この住所、地図で見つかりません。
しかたなく近くまでバスで行き、タクシーを拾ったのですが、着いた先はとてつもなく大きいショッピングモール。
住所だと思っていた”漢街”はモールの名前だったのです。

超巨大モール”漢街”

以前から、ちょっと信じられない規模の開発をしている場所があったのですが、そこが全てショッピングモールになったようです。
ちなみに全長2kmは下らない上に、まだ部分開業。これからマンション、ホテルなどもできるようです。しかもなんかお洒落、なぜか運河もあります。

中国版twitterにあった「ここが中国だと言われなければイギリスのオックスフォードと間違える」という投稿はさすがに勘違いもひどいのですが、外観など武漢では飛び抜けて立派です。武漢新天地かここかというところでしょうか。

とにかく人、人、人。TVのニュースによると国慶節7連休(10月1-7日)には全国でも有数の人出だったそうです。ゴミが落ちていないのか、捨てる隙間もないのかは謎。

ズラッと並ぶファストファッションブランド
さて、あまりに大きいため、だいぶ探した末にユニクロ発見。
続いてZARA、GAP、H&M、C&Aと並んでいます。
そしてどれも大型店。
モールをどんどん進んでも、ファッションに限らずおよそ武漢とは思えないようなブランドが並んでいます。
“MUJI”があったり、チョコレートの”GODIVA”があったり。
そしてあろうことか、道にゴミが落ちていません!
ようやく武漢でもいわゆるショッピングができるようになったのかもしれません。
今までは”買い出”しと”調達”しかありませんでしたから。

GODIVAまであるところ、「ただブランドを掻き集めただけじゃないな」と個人的には評価しています。
GODIVAのチョコ、自分で買うことはないでしょうけど。

ディズニーショップも。失礼かもしれませんが、ホンモノです。たぶん。

運河沿いに見える限りまでがモールです。中間点から撮った写真なので、全体ではこの2倍あります。

入居ブランドの一部。(全部は写しきれませんでした。)

すばらしいショッピングモールから至近距離にある風景。これがまた中国であり武漢なのです。
10月10日で中国は辛亥革命100周年を迎えました。
ちなみに武漢は辛亥革命発祥の地で、関連の博物館があったり、最近は100年記念の掲示もあちこちにあったりと生暖かく盛り上がっています。

さて、今回の出店ラッシュ、かなりの希望的観測を込めつつ”第二の辛亥革命”だと思うようにしています。
すぐには無理でも、これが文明開化のきっかけであってほしい!遠慮なくどんどん文化水準を上げてくれ!と。
客観的に見ても、来年には地下鉄開通も控えますし(本当に開通するのかは疑問)、物理的にはどんどん整備されていくはずです。
もちろん物理面”以外”の文明開化への道のりはまだまだまだまだ遠いのでしょうけども。
「よくわからないけれど、なんかえらいことになっている」そんな武漢です。

おまけ2。大分市(武漢市の姉妹都市)のまちのケーキ屋さんが武漢出店。『丸山の泡芙(=シュークリーム)』。写真3の高級モール地下にあります。

大分ではケーキ屋ですが、武漢ではシュークリーム専門店。1つ10元也。

2011年10月5日水曜日

【中国雑誌】1626 9月19日発売号

たいへんご無沙汰しています。久しぶりに中国の雑誌を紹介したいと思います。
その名も「1626」。当社の香港スタッフによると、同じ発音で「一流二流」というのがあるので、おそらく目指しているのはこのあたりではないでしょうか。

まずは表紙です。かっこよい雰囲気がぷんぷんします。

巻頭には、「1626」7周年を記念した読者プレゼントの紹介が!
このページはお安いものが並んでおりますが、なんとミニ・クーパーがプレゼント商品になっています。

目次隣の広告はアディダス。

そしてHotpicksとしてグッズ紹介があります。

続いては東京で取材したのでしょう、いわゆるストリート・スナップです。左が表参道、右が渋谷です。細かいところまで撮影しています。

北京のイベントに合わせたコンテンポラリーアートの紹介。

日本の、いわゆる地下足袋風シューズの紹介ページ。「忍者蛙」というのが、これらシューズの総省のようです。

トレンドページでは、日本伝統の小物を扱っているショップが紹介されていました。

これはswatch(スウォッチ)の広告ページ。”When Fashion meets Art”というタイトルが良いですね。8ページにわたって、スウォッチを紹介しています。

こちらはアメカジ、Dickiesの広告ページ。見開き広告は当たり前という感じです。

左ページは、b+abとETAMがずらりと並ぶ、この秋のトレンドアイテムの紹介です。

後半になるとサブカルチャー話題も豊富になってきます。これは香港の漫画家、Yeng Hok Takの作品とQ&A。フォントがいい感じです。

こちらは自転車で西に向かって旅する若者の旅行記。こういう記事が興味を持って読まれるんですね、1626だと。

最後は、台湾の古い飲茶の紹介。ほんわかしておいしそうなページです。

全体的には、かつての「ポパイ」風な編集という感じでしょうか。
中国のおしゃれな若者が手にするユニセックスマガジンです。

2011年9月9日金曜日

シェイプウェアはお好き?

こんにちは、川原好恵です。

2011秋、ひさしぶりにランジェリー業界では、
大きなトレンドが生まれました。
それは、「シェイプウェア」。
わかりやすくいうと、軽めの補正下着といったところでしょうか。
補正下着というと、一時ブームとなったセットで数十万円もする
ガッチガッチの、何の色気もないボディスーツやガードルを
思い浮かべる方も多いかもしれませんね。

でも今シーズンのシェイプウェアは、かなりモード仕様。
たるんだ贅肉を、無理矢理押し込んでやせて見せるものではなく、
美しい体を、さらに美しく見せるためのもの……という感じ。
たとえば、7月1日のブログでも紹介した米国「SPANX」は、
そのブームのトップランナー。
セレブリティがレッドカーペーットを歩くときに
身につけるシェイプウェアという唄い文句は、今までの補正下着の
概念を覆しました。


上質素材を使ったベーシックなデザインの肌着が売りの
スイスブランド「HANRO」もシェイプウェアを発表するなど、
ヨーロッパでは、ビッグブランドが次々と、
新しくシェイプウェアラインを手がけています。


ここで、フランスブランドのシェイプウェアのイメージ写真を
3枚ご紹介。シェイプウェアといえども、さすが艶っぽさを
はずさないのが、ヨーロピアンランジェリーなんですね。
これはフランスの国民的ブランド「Aubade」


こちらはフランス1のシェアを誇る「Chantelle」


そして「WACOAL france」

Tバックのハイウエストガードルなんて、いかにもフランスっぽいし、
確かに、美しいボディのためのシェイプウェア、という感じ。
以前、WACOAL FRANCEの社長にインタビューしたときの
「ヨーロッパでは、美しくないと高級品とは認められないんですよ」
という言葉を思い出しました。

Lサイズではなく、MサイズやSサイズがよく売れるいう話も、
この「さらに美しく見せるための下着」というコンセプトを
裏付けています。

日本では、トリンプが今秋「シェイプセンセーション」という
ネーミングで、一大プロモーションを展開する予定。
日本の女性にも、新しいスタイルのシェイプウェアが根付くことを
期待しています。


そして、このブログを書いている途中に、タイムリーなニュースが
イギリスから届きました。
私が「モードなシェイプウェア」の仕掛人として、機会があるごとに
紹介していた ブランド「Made by Niki」が、昨夜、
Lingerie Insight awardで、Shapewear Brand of the Yearを
受賞したとのこと。



シェイプウェアの概念を変えるようなデザインでしょう?
今秋は、モードなシェイプウェアを手に入れ、
美しいボディラインでドレスを着こなしましょう♪

2011年9月3日土曜日

東京ビューティー事情

こんにちは、川原好恵です。

先日、イギリス大手流通のビューティ&ランジェリーディレクターが
来日したので、1日アテンドしました。
彼女達は、年2回来日し、マーケティングリサーチを行っています。
ビューティもランジェリーも、ヨーロッパのほうが進んでいる気が
しますが、日本製品のユニークなコンセプト、ハイテクノロジーとの融合、
きめ細やかな販促対応は、大いに商品開発の参考になるようで、
私は会う度に質問攻めになります。

今回の来日の一番の目的は、最新のビューティ事情を探ること。
「今、日本のビューティ市場では、何が新しいか?」という質問に
私は次の答を用意しました。

1.ナチュラル&オーガニック製品
これは7月15日のブログ「オーガニックコスメはお好き?」でも
詳しく触れましたよね。
英国人の彼女達にとって気になるのは、日本のブランド。
中でも、先週新宿ルミネ1にオープンしたばかりの
「AUX PARADIS」「VECUA Honey」には興味津々!


「AUX PARADISE」では、ロバのミルク(人間のお乳に成分が近いとのこと)で
作った石けん、「VECUA Honey」では日本製のハチミツで作った製品に
釘付けでした。


2.スカルプケア&ヘッドスパ
john master organic」のヒット以来、俄然熱くなったヘアケア市場。
"顔と同じ皮膚でつながっている頭皮をケアすれば、顔もリフトアップ!"と
の啓蒙も進み、サロン系製品を軸に新商品も続々。
SMAPのCMでおなじみの「スカルプD」も大ヒットらしいですし、
メンズ市場も、かなり盛り上がっています。

新宿東急ハンズの3Fでは、スカルプコーナーがしっかり提案されていて、
英国人の彼女達は、そのコンセプト提案にアイデアを得たようでした。


3.モバイルビューティグッズ
最近続々と発売されて話題となった、化粧水をスチームであてる携帯美顔器。
「いったい誰が使うのか?」と質問する彼女達に、
「あなた達のように、世界中を飛び回ってる女性達よ。
いつでもどこでも、日本女性の美への探究心はすごいのよ」と説明。
東急ハンズで実物を見ると、携帯電話に似たスタイリッシュなデザインと軽さ
に驚き、その機能に納得していました。


4.韓国コスメ
日本では韓国の歌手やドラマが人気で、それにインスパイアされて
韓国コスメが人気を博していると紹介。
中でもトレンドは、カタツムリを原料にしたコスメだと紹介したら
かなり引いてました(笑)。
これに関しては、見たいとも買いたいとも言われなかったのは、残念!



5.男性消費者
WWD BEAUTYの編集者に聞いた話では、
バーニーズ ニューヨークエストネーションなど人気セレクトショップの
ビューティコーナーでは、男性の購入が40%占めるとか。
しかも、日本のナチュラル&オーガニックコスメを積極的に
紹介しているとのこと。
彼女達は、さっそく翌日足を運んだようです。

こうして、外国の方をアテンドする機会が時々あるのですが、
私にとっては、海外のマーケットと日本のマーケットを対比して考えられ、
自分の頭の中を整理できる、とても良い機会です。
アテンドしていて一番感じるのは、販売員の方のホスピタリティに
対する意識の高さ。
どこの店でも、プロフェッショナルに商品説明をし、おもてなしの心で
接してくれる販売員さん達を、日本人として誇りに思いました。