2011年6月7日火曜日

【中国雑誌】MING 5月号

先日、北京のセブンイレブンの雑誌コーナーでひときわ異彩を放っていたのが、「MING」でした。
「MING」は高級ライフスタイルマガジンですが、なんと5月号には、本誌掲載の広告と連動したお米250グラムが付録としてついていました。それで異彩を放っていたわけです。

中国の雑誌は、本誌以外の付録がたくさんあります。
「MING」5月号では、お米以外に「MING PLUS」という食に関する別冊と、香港旅行のためのガイドブック、バーゼルで開催された時計のコレクション特集誌が付録についていました。

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OPAQUE2011秋冬のテーマは?

こんにちは、川原好恵です。
先週は、セレクトショップ系のプレス内覧会がピークを迎えました。

前回のH&Mに続き、今回はOPAQUEの内覧会の様子を
レポートしたいと思います。
OPAQUEが提案する2011年秋冬テーマは・・・
「Bourgeois gir(ブルジョワガールl」。
"生まれながらのブルジョワ階級の女の子たちは、
恵まれた環境を享受しつつも
少しの反抗心や冒険をファッションで表現してみる。
クラシックスタイルが持つ、本物の価値を見直しながら、
今を表現する感性をミックスして作る新しいバランス"
とあります。

具体的な提案として、2つの時代を背景にしています。
1つは、「70's classic Elegance」
"マニッシュに装うことでにじみ出る女性らしさ。
エレガンスでグラマラスでありながら強さのあるスタイリング"




マニッシュなテイスト、ブリティッシュスタイル、
キャメル×黒のカラーコンビ、チェック、つば広のフェルト帽子など、
今秋冬のマストトレンドがOPAQUE流に編集されていました。

もう一つは「60's Retro Chic」。
"シックでありながら、レトロでポップ、少しファニーなスタイリング"


マルチなカラーリング、モンドリアンワンピース、ミニドレスなどが
モダンなスタイルで提案されています。

こうして、セレクトショップというフィルターを通したトレンドスタイルを
見ていると、私自身のお洒落心にも火がつく感じがします。
キャットウォークのトレンドを盛り込みながらも、リアル感があり、
コーディネイトにひねりがきいていて、ほどよい抜け感がある・・・。
世界のどの都市とも違うTOKYOファッションが、ここにあります。

2011年6月3日金曜日

H&M2011年秋冬のテーマは?

こんにちは、川原好恵です。

東京も梅雨入りして、そろそろ夏本番ですが、
ファッションの世界は、2011年秋冬物の展示会やプレス内覧会が
終盤を迎えています。
私が拝見しているファッションブランドは、ごく一部ではあるのですが、
その中でも毎シーズン楽しみにしているのが、H&Mです。
5月23日に、武漢の山田さんからもショップオープンのニュースが
届いたばかりですね。

デザインチームが世界中(もちろん東京も!)をインスピレーショントリップし、
徹底したマーケティングのもと作り上げられるコレクションは、
そのシーズンのトレンドが集約されていて、
キャットウォークを見るのとは違う視点で、私には勉強になります。


2011年秋冬のテーマは・・・ずばり「エレガンス」!
70年代スタイルからの影響が基となっているそうで、
レザーのアクセサリーや個性的な帽子によってスタイルを完成させています。
メインに使われている色は、ブラウン、キャメル、バーガンディー、
クリームといったシックな色合い。
注目のアイテムは、光沢感のあるブラウス、ひざ丈スカート、ワイドパンツ、
クラシックなフォルムのコート、
そしてペイズリープリントが印象に残ります。
(モデル着用写真提供/H&M)






中でも私が「絶対買う!」と心に決めたのが、
手持ちの服をアップデートしてくれそうな、手袋や帽子などの小物類でした。
今から楽しみです。


そして、ショールームの一角で紹介されていたのが、東日本大震災支援を
目的とした「H&M♥JAPAN(エイチ・アンド・エム・ラブズ・ジャパン)」
キャンペーンの商品。


レディース、メンズ、キッズ向けのブルーを基調としたアイテムは、
日本の絣や絞り染めを連想させ、目にも涼しげなサマーコレクション。
昨日、6月2日から店頭販売され、販売価格の50%が日本赤十字社を通じて、
災害復興支援に役立てられます。

今秋には、九州進出を果たすH&M。
今後の展開がますます楽しみです。

2011年5月27日金曜日

今年のユニクロ「ブラトップ」は1000万枚!

こんにちは、川原好恵です。

東京も30度近くになる日もあったり、そろそろ夏本番へ向けて
準備が必要になってきましたね。
今年は節電による暑さ対策が最重要課題となりそう。
そこで大切な役割を果たすのが下着です。
各社、最新技術を駆使した機能素材と構造で、
日本ならではの高性能製品を打ち出しています。
下着の選択次第で体感温度はぐっと変わるもの。
夏下着についての詳細は、近々「最旬ランジェリー通信」
レポートする予定なので、ご覧ください。

さて、本日は"夏の下着"としてすっかり定着した、
ユニクロの「ブラトップ」についてのお話。
先日、商品&新作CM発表会があったのです。
5月23日からCMがオンエアされているので、
すでにご覧になった方も多いかと思いますが、
今年のイメージキャラクターは、今をときめく水原希子さん。
もはやユニクロは旬のモデルもハリウッド俳優も
楽々キャスティングな感じですね・・・。
発表会にはご本人が登場されたのですが、その透明感のある美しさには、
思わず息を飲んでしまいました。



そのブラトップは2008年に発売され、その年300万枚を売り上げました。
カップ付きのキャミソールは、ずっと以前から下着メーカーによって
発売されていましたが、まるで初めて世に生まれた商品の
ように話題になりましたよね。
すべてマーケティング戦略の勝利といえるでしょう。さすが世界のユニクロ!

そして、2009年、2010年は900万枚を販売。
2011年は世界で1000万枚を販売予定なのだそうです。
1000万枚とは驚きの数字ですが、これは「消極的な数字」と、
執行役員の方はおっしゃってました。
ユニクロはあの保温インナー「ヒートテック」を、2010〜11年秋冬だけで
7000万枚販売しているので、それに比べたら
確かに控えめな数字かもしれませんね。
そうそう、ユニクロはパリでも人気ですが、
極寒の日にはヒートテックを着ていると、カトリーヌ・ドヌーブが
つぶやいたという話も聞きましたよ(笑)。

今年の「ブラトップ」の目玉は、例年の「コットンブラトップ」に加え、
汗や湿気を吸収し、衣服内の温度を快適に保つ繊維を使用した
「サラファインブラトップ」の発売。
まさに、暑さ対策が重要視される今夏にぴったりのアイテム。


「サラファイン」は東レとの共同開発繊維ですが、こういった機能素材は
日本のお家芸。
ハイテクノロジーを駆使した日本の素材開発力は、
世界中からリスペクトされ、多くの有名ブランドや
ファッションチェーンで使用されています。
ある英国の大手小売業の開発者は、そんな日本の機能素材と
機能商品のリサーチのために年に数回、日本を訪れるほどです。
そういえば、あるエッジィな若手デザイナーを取材したときのこと、
「僕達の商品がたくさん売れるようになったら、日本のハイテク素材を
使うのが夢なんだ」と言われ、とても誇らしく思ったことを覚えています。
機能素材だけでなく、美しさを競うレースも日本企業の製品は人気。
ラペルラ(イタリア)、シャンテル(フランス)といったラグジュアリーな
ヨーロピアンランジェリーブランドや
カルバン・クライン(アメリカ)、ヴィクトリアズシークレット(アメリカ)と
いったアメリカのメジャーブランドが日本企業の製品を継続して採用しています。

震災後の風評被害によって、世界では日本製品に対し、
さまざまな反応がされています。
私は、開発者達や職人達の長年の努力と情熱によって築き上げられた
「ジャパンクオリティ」が、決して揺るがないことを心から祈っています。

2011年5月24日火曜日

百聞は一見にしかず

中国には9000万の雑誌やフリーペーパーなどがあるといわれています。
発行部数は100万を超えるものも多く、ちょっと人気がある程度でも、30万部は突破する、という規模です。

しかし、実際に中国の雑誌を買って、手に取ったことがある日本人はどれだけ存在しているでしょうか?

なぜなら、中国では雑誌は街頭のスタンドのようなところで売られていて、本屋さんで売っているわけではないためです。
しかも、同じ雑誌を繰り返し購入できる保証もないので、実は雑誌を買うのはハードルが高いのです。

おまけに、中国の雑誌はどれもこれも充実の厚さを誇っており、重い、のです。中国から持ち帰るとオーバーチャージがつくという代物です。

というわけで、当社では、北京や上海で販売されている雑誌を中心に、フリーペーパーやフリーマガジンなどを毎月配送するサービスを始めました。
雑誌は、中国でビジネス展開するための最高の参考書です!

詳しくは、http://www.moon-cake.asia/business/magazine_delivery.html にてご確認ください。

2011年5月23日月曜日

H&Mがやってきた!

ショッピングモールを外から。
「万达」は当て字で、中国語では「ワンダー」と読みます。

こんにちは、中国・武漢の山田です。

2011年5月12日、武漢にとって記念すべき日となりました(と勝手に思っているだけですが…)。
H&M武漢1号店がオープンしたのです!

実は、このH&M、前々からオープンの噂はありました。
既にH&Mは内陸を含む中国の多くの都市に進出しています(文末URL参照)。
以前から武漢にもできる、できない、いつできる、といった話を噂にしていました。
同じように出店の噂があったZARAは先に進出しています。

今回のオープンを知ったのは約1週間前、たまたま利用したバス停の広告でのことでした。
突然の大ニュースに驚いたのですが、よくよく注意すると武漢中のバス停にH&Mの広告が溢れています。
そしてオープン日に行くことを即決。
今回もバスで2時間かけて、長江の向かい側、漢口地区へ。
H&M入り口その1。小さく「出口」と張り紙があります。
この日に限り、一応こちらが出口です。

H&Mがオープンしたのは巨大なショッピングモールの中です。
まず、H&Mにたどり着く前に、ショッピングモールに驚かされました。

このショッピングモールは、半年ほど前にオープンしたそうですが、ふつう中国(武漢だけでしょうか?)では半年もすれば、建物にほころびが見えてきます。
しかし、このモールにはそういった中国臭さが感じられません。
雰囲気は日本のモールとほぼ同じ。
お店は知らないものばかりですが、とにかく雰囲気が日本と同じなのです。
なぜか、日本にいるような安心感を感じてしまいます。

さて、本題に戻りましょう。
H&M入り口その2。こちらがこの日の入り口です。

H&Mにたどり着くと、店内はなかなかの繁盛ぶり。
私が行ったのは既に夕方で、スムースに入店できましたが、入場制限用の柵などがまだ残っていました。
店内は、Men’s、Women’s、Kids’の3エリアで、日本の感覚では大型店に数えられると思われます。
(今回、ラッキーなことにH&Mの隣りにはZARAもありました。こちらも大型店です。)
H&MのとなりにあるZARA。おまけです。

今回、わざわざオープン日に行ったのは、「店内がどんな大変なことになっているのかを観察する」のも一つの目的だったのですが、意外にも(?)秩序が保たれていました。
もちろん世間一般の武漢と比べてという話なのですが、やはりH&Mを知っているという時点で、武漢人の中ではそれなりのレベルの人たちなのかもしれません。
店内風景その1。日本と変わりません。
店内風景その2。
予想どおりの光景がありました。
レジ待ち列。

秩序があると言っても、もちろん中国ならでは?武漢ならでは?のエピソードもあります。
私が帽子を買おうといくつか手に取って悩んでいると、女性客が近づいてきて、
「それちょっと見せてほしい」
その後、「今度はそっちを見せてほしい」
またまた「やっぱりそっち」
など、欲しい商品を持っていれば店員も客も関係ありません。

レジでも、キャッシュオンリーのほうは待ち時間ゼロ、銀聯カード可のほうには大行列です。
さらにとっておきはマネキンたち。
こちらは写真をご覧下さい。
特に下の写真には、一カ所おかしいところがあるので、間違い探しをしてみてください。
マネキンその1。こちらも予想どおりです。
マネキンその2。
一見左側がおかしく見えますが、間違いがあるのは右側です。
同行した日本人留学生(女性)は大笑いしていました。 

実は、私は日本では数えるほどしかH&M、ZARAに行ったことがないのですが、今回の武漢進出にはとても喜んでいます。
なぜなら、価格と品質の釣り合いをある程度読めるからです。
中国ブランドにもきっと良いものがあるのでしょうが、素人目には、どれが良いものなのか、また価格と品質が見合っているのかはわかりません。
その点で、たとえバスで2時間かかろうとも、知っているブランドが「ある」と「ない」では大違いなのです。
普段から通うことはなくても、いざという時に買える場所ができたということに、幸せを感じています。

H&M中国店舗マップ
http://www.hm.com/cn/store-locator

2011年5月21日土曜日

ずばり“アニマル”、がニッチなトレンド?

こんにちは、エディター&スタイリストの近藤です。

いまちょうど、講師をしているファッション専門学校で生徒たちとNYコレクションのトレンドリサーチをしているのですが、そこでちょっと不思議(?)な光景を見かけました。
好き嫌いが分かれるところなので、ニッチなところに目をつけたことになるのですが。。

それはずばり、“アニマル”現象が起きているということです。
“アニマル”といってもレオパードやダルメシアンといった動物の柄のことではありません。
まんま、動物がランウェイに登場しているのです。

例えば、ガーリーフェミニンでおなじみの「ジル スチュアート」。
トップバッターには“フクロウ”プリントのドレスが登場しました。
しかも、かなり大胆に。


それから、闇夜に生息する“キツネ”の姿も。
今春夏にヴィヴィッドカラーが台頭した影響もあってか、秋冬はもう少し落ち着いた色みのボールドカラーが多く見られたのも特徴です。
ボヘミアンやレトロなど、どこかちょっと懐かしいムードを醸し出しています。


それから、日本の若い女の子にも人気の「マーク BY マーク ジェイコブス」。
ここでは“鹿”プリントが生徒にも可愛いと評判でした。


このプリントはバッグにも登場。
若い子の間では、スカートのひざ下丈が難しい(むしろミニ丈がいいそうです)という声が多かったのですが、洋服から取り入れるのに抵抗があればこういった小物からアレンジを効かせるのもおすすめです。


それからこちらはパリコレになりますが、「ジバンシィ バイ リカルド ティッシ」。
1950年代のピンナップガール(ベティ・ペイジをあしらったトップスもあり)を、このブランドらしくダークでロマンティックに解釈したコレクション。
そこには“パンサー”が登場していました。


一歩間違えると大阪のオバチャン!?という危機感があるものの、そこはさすがジバンシィ、最高のセンスと技術でオリジナリティ溢れる世界感を体現しています。
特にこのマリアカルラが着用しているルックは、私個人もかなりお気に入りで、ただいま虎視眈々と狙っているところです。。
プリントで主張しつつ、品のある大人のフェティッシュを表現しているところにエレガンスを感じます。


さて、あなたはこの“アニマル”が好きですか?
それとも抵抗がありますか?
多くのブランドで見られたわけではないので、トレンドという域にまでは到達しないのかもしれませんが、暗く重くなりがちな秋冬ファッションにはこういうインパクトがあってもいいかもしれませんね。


ファッションエディター&スタイリスト
近藤陽子

Fashion editor & Stylist
Yoko Kondo

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