2011年6月10日金曜日

anatelier2011年秋冬のテーマは?

こんにちは、川原好恵です。
H&M、OPAQUEと続いた、2011年秋冬の内覧会レポート。
3回目は「anatelier」です。
『自分らしさを大切にする女性のために』というこのブランドが
提案する2011年秋冬のテーマは「British Tale(ブリティッシュ テール)」。
やはり英国調をベースとしたスタイルは、鉄板のようですね。

"物語のように語り継がれるロイヤル・スピリットをルーツに
仕立ての美しいミニマルでフェミニンに進化させたスタイル"



トレンチコートやダッフルコート、ファー小物、チェック、キャメル・・・
気品漂うレディな英国調スタイルが提案されていました。

もう一つ、"英国のおとぎ話の世界"を表現したと言うスタイルも。
男の子っぽいアイテムにローゲージのニット、
温かさを感じるコーディネイトです。


今年はロイヤルファミリーの結婚式があり、
来年はロンドンオリンピックが開催されます。
ロンドン好きの私としては、このクラシカルでノーブルな
ブリティッュスタイルの流れが、しばらく続いて欲しいもの・・・。
しかし、毎シーズントレンドが移り変わるのがファッション。
来シーズンは、思いっきり反動したトレンドが浮上するかも
しれませんね。

2011年6月8日水曜日

Honeys(ハニーズ)もやってきていた・武漢

文中一つ目のハニーズ店舗

こんにちは、中国・武漢の山田将平です。

先日、近所のショッピングモールの中を歩いていると、どこかで見たことのある看板を発見しました。
よく見ると『Honeys』と書いてあります。
そうです、日本そして福島いわきのハニーズです。

日本にいる頃から新聞、雑誌などでハニーズのことは知っていましたが、恥ずかしながら武漢まで進出しているとは知りませんでした。

この日もたまたま女性と一緒だったので、迷わず店内へ。
店員さんが笑っているのも気にせず、ここぞとばかりに商品を漁ります。

“自分が着る”という発想は当然ないですし、女性服の構造や、タグがどこに付いているかなんてことも知らないので、その手つきは文字通り”漁る”です。
商品を”手に取る”、”ひっくり返す”、”裏返す”、”タグを探す”の繰り返し。
最後には、店員さんが笑いながら「タグはここだよ」とおしえてくれるほどでした。

こんなおかしな日本人を笑って見逃してくれる武漢の寛容さ(適当さ?)に感謝です。
正直、言葉が通じる日本だったらこんな行動はできません。
この”タグ漁り”のおかげで、ハニーズ商品が中国内のかなりいろんな場所で製造されていることを勉強させてもらいました。(こちらのタグには、製造された省・市まで書いてあります。)

文中二つ目のハニーズ店舗1
これとは別の日、近所にまた新しくできたショッピングモールを探索していたら、またハニーズ店舗に遭遇しました。

中国(武漢だけ?)では、どこでも店内に入ると必ず店員さんが後ろについてきて、聞いてもいないのに勝手に商品を勧めてくるのですが、これはハニーズもしかり。

しかし今回は、一人でやってきた男性客に若干戸惑っているようだったので、逆にこちらからいくつか疑問をぶつけてみました。
なぜなら、衣料に限らず中国の店員の接客態度や知識はひどいものですが、「日本ブランドの店員はさすがに違うだろう!」と思った(信じたかった)からです。
文中二つ目のハニーズ店舗2

まず、先日行ったH&MとZARAをとりあえず引き合いにして、それを知っているかどうか。
「H&MもZARAも知っているし、武漢にあることも知っている。武漢にはまだないが日本の”优衣库”(ユニクロ)も知っている。」とのこと。
衣料店の店員さんには初歩的すぎる質問かもしれませんが、武漢では知らないことも十分ありえます。
実際、冒頭の1店目の店員さんの答えは全て「知らない」でした。

次に、日本では手頃とはいえ、物価の安い中国でどう受け入れられているのか。
「中国にはハニーズより安いところはたくさんあるが、他の海外ブランドや、同程度の品質のものと比べるとやはりハニーズは価格が手頃。」だそうです。

では、ハニーズの店員さんの賃金は、他の同じ職種と比べてどうなのか。
実は、こちらの大学でユニクロの会社説明会に潜入したことがあるのですが、そこで提示されていた給与水準がなかなか高かったのです。
これには「高くもなければ安くもない。いわゆる市場価格で他と同じ」だそうです。
(中国では相手の給与を尋ねることは失礼ではないと聞いたことがあるので、一応この答えを信用しています。)

逆質問もされました。
「最近、男性ものも入ったけど、正直なところ日本人の目から見てどう思うか?日本人の男性は本当にこういう服を着ているのか?」
日本人が中国人の”本当のところ”を知りたいように、中国人も日本人の”本当のところ”を知りたいようです。
二つ目のハニーズが入居するショッピングモール。
スペインの町並みを模したデザインだそうです。

さて、武漢人の若者女性ファッション、これまで私は首をひねりつづけてきました。
世界各国からの留学生も口を揃えて「俺は中国人女性をきれい(かわいい)と思う。だけど残念ながら武漢にはいない。」と言います。

しかし、最近暖かくなってきて、大学の中で目にする二十歳前後の女性の中にも一見、日本の街中にいてもおかしくないようなファッションを見かけることが増えてきました。(あくまで”見かける”だけです。大半はそうではありません。)
二つ目のハニーズが入居するショッピングモール2。
モールは全長329m、6棟、3-5階建てとのこと。
現地の人々も写っています。

武漢にも日本にいそうなファッションの女性がいる、そして、日本で支持されているハニーズも武漢にある、わけですから、武漢や中国内陸でもハニーズ的なもの、日本的なものが受け入れられる余地がある、あるいは受け入れられ始めているのではないかと勝手に思っています。

まだまだ武漢の夏は長いのですが、再び寒くなり元に戻らないうちに、もう少し彼女ら彼らのファッションについては探ってみなければならないと考えています。


ハニーズ中国店舗案内
http://www.honeys.com.cn/store.aspx

2011年6月7日火曜日

【中国雑誌】MING 5月号

先日、北京のセブンイレブンの雑誌コーナーでひときわ異彩を放っていたのが、「MING」でした。
「MING」は高級ライフスタイルマガジンですが、なんと5月号には、本誌掲載の広告と連動したお米250グラムが付録としてついていました。それで異彩を放っていたわけです。

中国の雑誌は、本誌以外の付録がたくさんあります。
「MING」5月号では、お米以外に「MING PLUS」という食に関する別冊と、香港旅行のためのガイドブック、バーゼルで開催された時計のコレクション特集誌が付録についていました。

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OPAQUE2011秋冬のテーマは?

こんにちは、川原好恵です。
先週は、セレクトショップ系のプレス内覧会がピークを迎えました。

前回のH&Mに続き、今回はOPAQUEの内覧会の様子を
レポートしたいと思います。
OPAQUEが提案する2011年秋冬テーマは・・・
「Bourgeois gir(ブルジョワガールl」。
"生まれながらのブルジョワ階級の女の子たちは、
恵まれた環境を享受しつつも
少しの反抗心や冒険をファッションで表現してみる。
クラシックスタイルが持つ、本物の価値を見直しながら、
今を表現する感性をミックスして作る新しいバランス"
とあります。

具体的な提案として、2つの時代を背景にしています。
1つは、「70's classic Elegance」
"マニッシュに装うことでにじみ出る女性らしさ。
エレガンスでグラマラスでありながら強さのあるスタイリング"




マニッシュなテイスト、ブリティッシュスタイル、
キャメル×黒のカラーコンビ、チェック、つば広のフェルト帽子など、
今秋冬のマストトレンドがOPAQUE流に編集されていました。

もう一つは「60's Retro Chic」。
"シックでありながら、レトロでポップ、少しファニーなスタイリング"


マルチなカラーリング、モンドリアンワンピース、ミニドレスなどが
モダンなスタイルで提案されています。

こうして、セレクトショップというフィルターを通したトレンドスタイルを
見ていると、私自身のお洒落心にも火がつく感じがします。
キャットウォークのトレンドを盛り込みながらも、リアル感があり、
コーディネイトにひねりがきいていて、ほどよい抜け感がある・・・。
世界のどの都市とも違うTOKYOファッションが、ここにあります。

2011年6月3日金曜日

H&M2011年秋冬のテーマは?

こんにちは、川原好恵です。

東京も梅雨入りして、そろそろ夏本番ですが、
ファッションの世界は、2011年秋冬物の展示会やプレス内覧会が
終盤を迎えています。
私が拝見しているファッションブランドは、ごく一部ではあるのですが、
その中でも毎シーズン楽しみにしているのが、H&Mです。
5月23日に、武漢の山田さんからもショップオープンのニュースが
届いたばかりですね。

デザインチームが世界中(もちろん東京も!)をインスピレーショントリップし、
徹底したマーケティングのもと作り上げられるコレクションは、
そのシーズンのトレンドが集約されていて、
キャットウォークを見るのとは違う視点で、私には勉強になります。


2011年秋冬のテーマは・・・ずばり「エレガンス」!
70年代スタイルからの影響が基となっているそうで、
レザーのアクセサリーや個性的な帽子によってスタイルを完成させています。
メインに使われている色は、ブラウン、キャメル、バーガンディー、
クリームといったシックな色合い。
注目のアイテムは、光沢感のあるブラウス、ひざ丈スカート、ワイドパンツ、
クラシックなフォルムのコート、
そしてペイズリープリントが印象に残ります。
(モデル着用写真提供/H&M)






中でも私が「絶対買う!」と心に決めたのが、
手持ちの服をアップデートしてくれそうな、手袋や帽子などの小物類でした。
今から楽しみです。


そして、ショールームの一角で紹介されていたのが、東日本大震災支援を
目的とした「H&M♥JAPAN(エイチ・アンド・エム・ラブズ・ジャパン)」
キャンペーンの商品。


レディース、メンズ、キッズ向けのブルーを基調としたアイテムは、
日本の絣や絞り染めを連想させ、目にも涼しげなサマーコレクション。
昨日、6月2日から店頭販売され、販売価格の50%が日本赤十字社を通じて、
災害復興支援に役立てられます。

今秋には、九州進出を果たすH&M。
今後の展開がますます楽しみです。

2011年5月27日金曜日

今年のユニクロ「ブラトップ」は1000万枚!

こんにちは、川原好恵です。

東京も30度近くになる日もあったり、そろそろ夏本番へ向けて
準備が必要になってきましたね。
今年は節電による暑さ対策が最重要課題となりそう。
そこで大切な役割を果たすのが下着です。
各社、最新技術を駆使した機能素材と構造で、
日本ならではの高性能製品を打ち出しています。
下着の選択次第で体感温度はぐっと変わるもの。
夏下着についての詳細は、近々「最旬ランジェリー通信」
レポートする予定なので、ご覧ください。

さて、本日は"夏の下着"としてすっかり定着した、
ユニクロの「ブラトップ」についてのお話。
先日、商品&新作CM発表会があったのです。
5月23日からCMがオンエアされているので、
すでにご覧になった方も多いかと思いますが、
今年のイメージキャラクターは、今をときめく水原希子さん。
もはやユニクロは旬のモデルもハリウッド俳優も
楽々キャスティングな感じですね・・・。
発表会にはご本人が登場されたのですが、その透明感のある美しさには、
思わず息を飲んでしまいました。



そのブラトップは2008年に発売され、その年300万枚を売り上げました。
カップ付きのキャミソールは、ずっと以前から下着メーカーによって
発売されていましたが、まるで初めて世に生まれた商品の
ように話題になりましたよね。
すべてマーケティング戦略の勝利といえるでしょう。さすが世界のユニクロ!

そして、2009年、2010年は900万枚を販売。
2011年は世界で1000万枚を販売予定なのだそうです。
1000万枚とは驚きの数字ですが、これは「消極的な数字」と、
執行役員の方はおっしゃってました。
ユニクロはあの保温インナー「ヒートテック」を、2010〜11年秋冬だけで
7000万枚販売しているので、それに比べたら
確かに控えめな数字かもしれませんね。
そうそう、ユニクロはパリでも人気ですが、
極寒の日にはヒートテックを着ていると、カトリーヌ・ドヌーブが
つぶやいたという話も聞きましたよ(笑)。

今年の「ブラトップ」の目玉は、例年の「コットンブラトップ」に加え、
汗や湿気を吸収し、衣服内の温度を快適に保つ繊維を使用した
「サラファインブラトップ」の発売。
まさに、暑さ対策が重要視される今夏にぴったりのアイテム。


「サラファイン」は東レとの共同開発繊維ですが、こういった機能素材は
日本のお家芸。
ハイテクノロジーを駆使した日本の素材開発力は、
世界中からリスペクトされ、多くの有名ブランドや
ファッションチェーンで使用されています。
ある英国の大手小売業の開発者は、そんな日本の機能素材と
機能商品のリサーチのために年に数回、日本を訪れるほどです。
そういえば、あるエッジィな若手デザイナーを取材したときのこと、
「僕達の商品がたくさん売れるようになったら、日本のハイテク素材を
使うのが夢なんだ」と言われ、とても誇らしく思ったことを覚えています。
機能素材だけでなく、美しさを競うレースも日本企業の製品は人気。
ラペルラ(イタリア)、シャンテル(フランス)といったラグジュアリーな
ヨーロピアンランジェリーブランドや
カルバン・クライン(アメリカ)、ヴィクトリアズシークレット(アメリカ)と
いったアメリカのメジャーブランドが日本企業の製品を継続して採用しています。

震災後の風評被害によって、世界では日本製品に対し、
さまざまな反応がされています。
私は、開発者達や職人達の長年の努力と情熱によって築き上げられた
「ジャパンクオリティ」が、決して揺るがないことを心から祈っています。

2011年5月24日火曜日

百聞は一見にしかず

中国には9000万の雑誌やフリーペーパーなどがあるといわれています。
発行部数は100万を超えるものも多く、ちょっと人気がある程度でも、30万部は突破する、という規模です。

しかし、実際に中国の雑誌を買って、手に取ったことがある日本人はどれだけ存在しているでしょうか?

なぜなら、中国では雑誌は街頭のスタンドのようなところで売られていて、本屋さんで売っているわけではないためです。
しかも、同じ雑誌を繰り返し購入できる保証もないので、実は雑誌を買うのはハードルが高いのです。

おまけに、中国の雑誌はどれもこれも充実の厚さを誇っており、重い、のです。中国から持ち帰るとオーバーチャージがつくという代物です。

というわけで、当社では、北京や上海で販売されている雑誌を中心に、フリーペーパーやフリーマガジンなどを毎月配送するサービスを始めました。
雑誌は、中国でビジネス展開するための最高の参考書です!

詳しくは、http://www.moon-cake.asia/business/magazine_delivery.html にてご確認ください。