2011年8月18日木曜日

上海モードランジェリー&アンテルフィリエール上海2011

こんにちは、川原好恵です。

10月18日・19日の両日、
「上海モードランジェリー&アンテルフィリエール上海2011」
上海エグジビションセンターで開催されます。
このトレードショーは、250社以上の出展者と8000名を超える
来場者が見込まれる、アジアで唯一の国際的ランジェリー・
ビーチウェア製品のトレードショー。
本家である「パリ国際ランジェリー展(1月開催)」
「モードシティ(7月開催)」の規模には及ばないものの、
そのクオリティや活気は年を重ねるごとにバージョンアップ。
中国市場への参入・拡大のビジネスの場として、
すっかり根付いているようです。
今回は、昨年の写真をご覧いただきながら、
その様子をご紹介しましょう。

入り口には、レッドカーペット!
主催者であるユーロヴェット社の代表によるテープカットは
パリとは違う華やかさですね。



ファッションショーも大盛況。



こちらは「プライベート・ランジェリー」のエリア。
Aubade、Andres Sarda、Le Chat、Parahといった
すでに世界に名が通っている国際派ブランドが並びます。


こちらは「ブランド・アカデミー」のエリア。
これからアジアでのビジネス展開を始めたい、または拡大したいと
考える、発展途上中のブランドを集めたエリア。




同時開催の、素材・レース・刺繍・服飾資材メーカーを
集積した「アンテルフィリエール上海」には、
ヨーロッパやアジアから200社以上が出展。
トレンドフォーラムも充実し、パリと同様、
リサーチするデザイナー達で熱気を帯びています。



プレスリリースには、
「中国でビジネスを展開するにあたり、どのような問題がありますか?
また、それをどのように乗り越えていらっしゃいますか?」という
質問への、主要ブランドの答えが紹介されていました。
ちょっと興味深いので紹介しましょう。

SIMONE PERELE
「ファッションとライフスタイルについて言えば、中国の顧客は、
より強い印象を与えるのも、与えられるのも好きだという
ことです。モノを買うことは、しばしば『社会的階層を示す』
目的を持っています。しかし、ランジェリーの場合は、
他の理由がなければなりません。つまり、ランジェリーは、
他人がどう感じるかより、むしろ自分自身をどう感じられるかに
かかっています。ハイエンドのランジェリーの内在的価値に
気付いている顧客をより多く管理するこが、
中国市場での成功の鍵の一つと言えるでしょう」

KUNERT
「たいていの現地ディストリビューターは、ヨーロッパの高級製品の
小売りには、経験がないということがわかりました。
そこで、現地ディストリビューターの教育とトレーニングを
始めたところです。近い将来、販売拠点のあらゆる資材、
什器とパンフレットが中国でも使用されるでしょう」

NUBRA®
「NUBRA®×Chinaは、自由とファッションと前衛を表現しています。
このため消費者は限られ、私達の販売網は比較的慎重です。
NUBRA®×Chinaは、多くの広告、製品を体験させる活動などを
通して、OL達にそのファッションと自由という哲学を広めてます。」

なんと、中国のランジェリー市場は、
年率20%前後の伸びで増大しているそう。
さらに大きなポテンシャルを持っているのは、間違いないでしょう。
私も近々、その実態を自分の目で確かめたいと思っています。

2011年8月12日金曜日

旬ガールズ×ランジエリー

こんにちは、川原好恵です。

売り場では、バーゲンから秋モードへ完全移行する中、
下着業界から、ホットなニュースがいくつか届きました。

まずは、ワイドショーなどでご覧になった方も
いらっしゃるかもしれませんね。
AKB48のPJカタログ表紙&CM登場のニュースです。
今をときめくアイドルグループAKB48の3人が、
谷間くっきりのブラ&けっこうちっちゃめビキニショーツ姿に。
そりゃあ話題になりますよね。しかも、皆さんかなりのナイスバディ♡
登場するのは大島優子(総選挙2位)、小嶋陽菜(総選挙6位)、
河西智美(総選挙16位)の3人。
ピーチ・ジョンはAKB48の3人を起用した理由を
"秋のPJ一押しのハートブラには、「日本の女の子を元気に!」
「着けた方がHAPPYになりますように」という思いがこめられています。
ハートブラの思いを届けるキャラクターとして、日本の女の子の元気を
象徴するAKB48、そして中でもPJランジェリーを魅力的に着こなしてくれる
この3名が選ばれました"
と述べています。
以前発売されたAKB48の写真集の表紙でも、PJのランジェリーを
着用していたので、双方の蜜月はその時から始まっていたのでしょうね。


CMや広告スチールは、元気いっぱいの姿ですが、カタログの表紙は
ぐんと大人っほくセクシーな雰囲気。

テレビでは見られないい色っぽい表情は、またまた話題を呼びそう。
8/29のカタログ発刊が楽しみ。
コンビニでは即日完売するのでしょうね、きっと。
そうそう、今年1月に香港を訪れた際、
AKB48ラッピングバスを発見しました。
香港のAKB48人気もすごそうです。



そして次は、トリンプ・インターナショナル・ジャパン
AMO'S STYLEの看板商品「夢見るブラ」のCMに、
人気急上昇中のモデル、トリンドル玲奈を起用した話題。
まわりをかためるのは、青山レイラ、福住夏希、荒井奈緒美。
みなさん、 CMでは初の下着姿だそうです。



まさにガールズパワー炸裂!
何より嬉しいのは、人気絶頂の女の子達が堂々と下着姿を
披露してくれていること。しかも似合っている。

以前は、ちょっと人気の落ちたタレントが、お色気路線へチェンジする
布石として、下着姿を披露することが多かったもの。
……いやいや、そんなの昭和の話でしたね(苦笑)。
海外同様「下着モデルとして美しいボディを披露するのはスタイタス!」
になって、嬉しいです。

そうそう、H&Mからは、2012年のバレンタインに
デビッド・ベッカムとコラボしたボディウェアを発表するという
ニュースが届きましたよ。

まだ詳細は発表されていませんが、このビジュアル見ただけで
期待度は高まります。
ぜひ、全商品ベッカムが着用してメディアに登場して
くれることを切に願います♪

2011年8月11日木曜日

【中国雑誌】ORANGE橘子 8月号

少し空いてしまいましたが、中国雑誌の紹介です。今回取り上げるのは「ORANGE橘子」8月号。この雑誌は中国ローカルの雑誌です。価格は10元。外資系の雑誌が20元はするので、リーズナブル価格です。とはいえ、北京のタクシー初乗りが10元なので、それと同じ価格ということです。

早速表紙から。

なかなかのゴージャス感です。
しかし、広告は少なく、資生堂とファンケルが続きます。そして目次。


とにかく広告がずら~っと続く雑誌に比べて、あっさりしているので、ちょっと肩透かしな感じですが、実はタイアップとしか思えないページがすごく多いのが、この雑誌の特徴です。


これらファッションページのクレジットをみると、「All from ***」となっていて、***の部分にはブランド名が入っています。ブランドの一押しコーディネートをそのまま掲載しているわけです。
1ページあたり、かなりの掲載料を支払っているはず!


そしてダイヤモンド特集です。
スキャンした画像が美しくないので、クオリティをお伝えできないのですが、商品を撮影・レイアウトするページもかなりきれいです。日々洗練されている中国雑誌の勢いが伝わってきます。



こちらは、日本でもよくやる着まわし術のページ。通勤と夜遊びとで分けています。



こちらは、百貨店の売上ランキングを装った紹介ページ。
ページ下に、「ここではコレを買わなきゃ!」というコメントが入っています。


そして、これはショッピングモールで買い物しよう!というタイアップページ。どこに何が売っているのかが説明されています。


そして、これが「ORANGE橘子」を支える、カリスマスタイリストやら、カリスマメイクアップアーティストやらの一覧紹介ページです。ルックスが良いことが採用条件なのでは?という疑惑が持ち上がりそうなほど、それなりの方が集められています。


そして上記が、「ORANGE橘子」一押しアーティストの手になるメークと、おススメ商品紹介。
上は、印象がマイナス5度になるらしい、薄荷檸檬メイクです。
街中をこの顔で歩いてる人が、中国にはいるかもしれません・・・・。

そして、今月のタイアップ先であろう、百貨店のビューティ商品ランキングページ。本当かどうかは確認のしようがありませんが、ランキングを気にして購入する消費者の様子がうかがえます。


続いて、突然男性モデルのゴルフ特集。日本だと、少なくともカップルになりますが、ここは完全に男性向けのページのようです。女性誌であっても男性も目を通すことを意識した作りです。


そして旅行ページ。
ヨーロッパやアメリカではなくて、台湾、というのがローカル雑誌らしいです。


最後に巻末近くの広告を紹介しましょう。
左は、雑誌「men's uno」の男性モデルによるファッションショーイベントの紹介のようです。
右は、カラオケボックスで、4人で3時間歌って、一人18元、という広告です。
バランスとかは関係ないのか、ローカル雑誌の巻末近くの広告は、ある意味多彩です。

当社は、中国・香港の雑誌配送サービスを行っています。
詳細はこちらまで。
http://www.moon-cake.asia/business/magazine_delivery.html

2011年8月10日水曜日

【中国式ファッション誌 撮影実話】 第1回 ViVi8月号 7月25日頃発売

中国でも同じ表紙!安室ちゃんが表紙の「昕薇ViVi8月号」が7月末にやっと発売しました。水着の着こなしページへmooncake が協力しています。日本とは違う中国撮影事情、とっくりとお話します。

今回のViViは水着をバカンスで着ようというテーマです。そもそも中国では学校にプールがあるのはまだまだ少ないため、水着自体それほど普及していないのです。ましてや、バカンスなんて!!まだまだ、浸透している概念ではありません。

にも関わらず!!「水着でバカンス仕様」というテーマ。いきなり飛躍、これが中国っぽい訳です。
いうなれば、洋服から水着を見せるコーディネートです。ちょっとセクシー?
だけど、太陽の下だとこんなスタイリングもありですね的な?感じです。とはいえ、ここは中国、かなり大胆に、でもセクシーになりすぎないように健康的なセクシーを目指しました。服飾造形にchinoとあります!! 見て下さい

ブラトップを見せてパレオを巻いてのコーディネート。
中国では、まだ、パレオは一般的ではありません。ま、日本でも最近は廃れてますけどね。
だから、パレオの概念の説明から必要なのです。

「パレオとはコットンの大きな布」と。
そして「パレオは地中海では人気のアイテム」と。

いきなりの旅行ブームですので、「地中海」っていうのはキーワードでもあります。すでに彼らの目は全世界に向いていますので。


中国雑誌には初登場の日本ブランド、DRESSCAMPです。
編集部のたっての希望で日本から持参した貴重なサンプル。DRESSCAMPは中国ではかなりアツいブランドです。
なんといっても日本でも有数の派手ブランドといってもいいですね。

とはいえ、プリントとかディティールは派手だけど基本的なシルエットはトラディショナルなんで、着こなしは難しくない。
まずはパーティ風アイテムからチャレンジして欲しいですね。っていうか中国だったら日常的に着ても全然問題じゃないかもね。うん。絶対に好い。

なんと、あのガガ様もご愛用らしいし、日本でも芸能人(ジャニーズとか、土屋アンナとか)にも大人気のブランドです。現在公開されている映画「パラダイス・キス」で向井理と北川景子がきているのもこのブランド。

右はちょっとボーイズライクなコーディネートです。夏にブーツも今年のトレンド。これまた中国ネタですが、中国では「モテ」を意識したコーディネートよりもボーイッシュな方が受けています。

左がDRESSCAMP

結果としては4カットびっちり!!
実は中国ではコンテなどなく、なんとなーーく、組んで行って撮影して、最終的に選定される方式。
今回はすべて採用されたのですね。どれもこれも可愛いコーディネートなんでじっくり見て下さい。


6番はDRESSCAMPのブラウスです。
このブラウスは背中が開いているのに、シルク素材なんで、凄く上品。ミニワンピース風に着てもいいし、トレンドの太いパンツをもってきてもグー。
私的にはコレはワードロープに加えたい1枚。

7番、何故かクレジットがない!!どうして??っていうのがあるのが中国ですね〜〜。
(なんて言っていられませんが)
水着はarenaのスェード風、そしてロングドレスはお手頃価格ブランド、Honey's。

実は私も隠れHoney'sファン。
基本的なアイテムがいっぱいあって着こなしに必要なアイテムを調達しています。
日本だと店舗が家の側にないので中国で買っていますよ〜。
安くて可愛い!!とっても便利ブランドですね〜 

8番、これまた中国ではまだあまり知られていないMANOというブランドのカフタンブラウス。
この言葉もまだ、中国ではないので、説明が必要。
カフタンブラウスとは、モロッコ風のロングでボタンのないかぶるタイプのもの。夏になると出てくるアイテム。
ちょっとエスニックなテイストですが、色がビビットなんで、街着っぽくも着れる。ボトムとのバランスがちょっと難しいけど今回は水着なんで裾をしばって・・・。

9番、こちらはarena×H&Mという水着のミックス!!
ブラトップのパイピングに黄色が入っているので、それをビキニに!羽織ものは秋まで使えるニットのかぎ針で透け感を出します。
これもなんと!Honey'sちゃんですよ。価格を見てびっくり!! 

今回は北京から高速道路で2時間ほどの北のリゾート?ホテルでのロケ。日本でいうと山中湖的な?いえ、全然違います。
4つの★は全く信用してはいけません。
ほったて小屋が居室で、虫がいっぱい!!「虫さんやーよ」なんていくら使っても全然こたえない強力な虫に刺されまくりの撮影でした〜〜〜。

2011年8月5日金曜日

2011節電の夏

こんにちは、川原好恵です。

昨年までの夏と今年の夏の違い……色々あると思いますが、
やはり皆さん実感していらっしゃるのは「節電」ですよね。

そんな中、先日、東京ミッドタウンでは「COOLBIZ TECH」
開催されていました。
これは経済産業省繊維課が「節電アクション」の一施策として、
日本の持つ高機能繊維製品を紹介するイベント。
「衣」「住」の分野のさまざまな機能商品が並び、
日本らしい、きめ細やかな商品開発ぶりが一同に見られました。




いくつか気になった商品をピックアップしてみましょう。
まずは、合成繊維「ソフィスタ」(クラレ製造)を使用した下着。
吸汗・速乾性に優れ、接触涼感による清涼感が得られとのこと。


他にもグンゼの「COOL MAGIC」や、トリンプの
インナー「天使の扉 涼快です」や、「天使のブラ 涼快です」なども
紹介されていました。
機能肌着を服の下に1枚着るだけで、
ほんと不快感って減らせるんですよね。
私も夏仕様の下着類はヘビーローテーションしてます。
実際、この節電対策の反響が大きいようで、
大手インナーアパレルの業績は、
震災後、夏に向けてかなり伸びています。


次は、フレックスジャパンの、ポリエステルに
吸水速乾加工を施した「ハイブリットセンサー」という
素材を使ったシャツ。その名もズバリ「節電シャツ」
機能商品は、わかりやすいネーミングも大切ですよね。


「住」のエリアに移って気になったのが、
東洋紡績による「プレスエアークッション」

3次元スプリング構造によって通気性を高めたもので、
着座後の温度上昇が少ないのだとか。
デスクワークが多い人は気になりますよね、きっと。

寝具のコーナーでは、老舗の西川産業による
「ひんやりクールピローパッド」をはじめとする
さまざまな商品が。


接触部分から効率的に熱を吸収して、寝苦しさを
緩和してくれるのだそうです。

そして最後は、やっぱり沖縄の「かりゆし」
日本を代表する、素晴らしい文化を持つ素材ですよね。

シャツがメインだけれど、ワンピースとかサンドレスとか
あけばぜひ着てみたい。
マルキューブランドやセレクトショップとかとコラボすれば、
需要も広がると思うのですが、なんだかもったいない。
……と思って、今ホームページを見たら、大人気で生産が
追いついていない様子。これも節電需要なのでしようね。

どの商品にも日本人の勤勉さ、丁寧さ、親切さ、
そして研究者・開発者の情熱が詰まっている
素晴らしい製品ばかり。
もちろんその機能を伝えることが第一だけれど、
「衣」や「住」といったライフスタイルに関わる製品は、
やはり感性も大事です。
機能を文章で読んだり、説明を聞いてから納得するのではなく、
見るだけで、いるだけで気分がアガるような
ビジュアルや環境って大切ですよね。
思わず足が向いてしまようなプレゼンテーション力が加われば、
もっともっと楽しいイベントになったかも……。

「COOLBIZ TECH」は8月11〜15日、新宿高島屋でも開催されます。

2011年8月2日火曜日

最西端の大都市・成都

こんにちは、中国・武漢の山田将平です。
毎度旅行記のようで申し訳ないですが、今回も武漢の話ではありません。
武漢よりさらに内陸にある四川省・成都の話です。

ご存知の方もおられるかと思いますが、先日、全日本空輸が東京–成都間の直行便の運行を開始しました。
「よりによってなぜ成都?そんなに需要はあるのか?」
武漢でこのニュースを知った時、正直衝撃を受けました。

中国の内陸を知ったつもりになってしまっている私ですが、実は武漢のことしか知りません。
「成都はそんなにすごいのか?武漢を見て内陸を知った気になっていてはまずいのではないか?」
そう考え、実際に成都に行ってみることにしました。
成都駅切符売り場。撮影したのは日中ですが、深夜でも同じくらい人が溢れていました。

武漢から寝台列車に揺られること17時間、成都に到着です。
武漢から成都、重慶などさらに内陸への陸路は、三峡ダムなどの難所を迂回するため長い時間がかかります。
成都駅に到着すると、他の都市と同じく駅前独特の熱気に包まれていました。
例えば切符売り場、成都人もご多分に漏れず、やはり並ぶことはできないようです…。
やはり並べない成都の人たち。後方は並んでいるのに窓口近辺は割り込みが殺到。

しかし、一度駅前を離れると、至る所で武漢との違いを感じます。
武漢にはない本物の地下鉄(武漢の地下鉄は地上を走っています)に乗り、中心街らしきところまで行くと、なんとそこには、”秩序”がありました。
武漢にはない”秩序”です。

武漢とは異なり整然と整備されている成都中心部
こんなところに感動しなければならないのは武漢にいる者として悲しいですし、成都にも失礼なのですが、とにかく成都には武漢にない”秩序”があったのです。

「お前の言う秩序とは何なのか?」
これは私の文章力不足もあり、正直なかなか表現が難しいのですが、例えば、道路や歩道に穴が空いていない、ゴミも落ちていない、道の真ん中でバスが故障していない、訳もなく人が大声を出していないなど、様々な要素が複合的に醸し出す空気かと思います。

この違いはやはり実際に現地で感じて頂くしかないのですが、来て頂ければすぐに感じられることは保証します。

さて、ここからは”秩序のある成都”の各地を写真とともにご紹介します。

写真4 高級ブランド街1

写真5 高級ブランド街2

写真6 高級ブランド街3
写真4,5,6は、中心市街地の一角です。
世界中の高級ブランドの路面店が軒を連ねています。
ルイ・ヴィトン、ディオール、プラダ、グッチ、フェンディ、ティファニーなどなど。

あまりにも露骨に”集めている”印象も受けるのですが、ここはあくまで成都です。
集め方はともかくとして、内陸都市にこれだけ高級ブランドの需要、少なくとも需要の見込みがあるというだけでも興味深く感じます。
混雑する出入国管理局(携帯電話で撮影したので画像が乱れています)
写真7は偶然通りかかった出入国管理局です。
パスポートの申請なのでしょうか、とにかく大混雑です。
夏休みシーズンとはいえ、毎日これだけ多くの中国人が内陸・成都から海外へ出かけるようです。
写真8 観光地『錦里』1
写真9  観光地『錦里』2
一方で、写真8,9はとある観光地です。
写真では確認しづらく申し訳ないのですが、多くの外国人が訪れていました。
ちなみに、写真では中国人に見える人々も近づくと、実は韓国語や、英語(シンガポールor香港人?)を話したりしています。
成都空港の全日空広告

また、成都の観光といえばパンダですが、パンダ園でも入場者の多くは外国人でした。
成都から海外へ行く中国人、海外からやってくる観光客。
全日空が直行便(しかも午前成都発、午後成田発の中国向けダイヤ)を飛ばす理由もなんとなくわかってきます。
成都繁華街の中心にあるユニクロ

あっさり見つけてしまった繁華街にあるH&M

成都繁華街のイトーヨーカドー(1階にZARA、店内に無印良品もあり)。奥は伊勢丹。

さて、観光地だけでなく現地の人が楽しむ繁華街も見てきました。
「成都の繁華街にはイトーヨーカドーがある」ことは昨年のデモ報道で知っていたので、まずはそこへ。
イトーヨーカドーの品揃え、日本的な雰囲気は数ヶ月の武漢生活で疲れた私の心を癒してくれます。

一方で返り討ちにも遭いました。
武漢であれだけ待ち焦がれ、苦労してようやくたどり着いたH&M、ZARAに、いとも簡単に出会ってしまったのです。
ZARAに至っては、イトーヨーカドーにテナント入居しています。
さらには伊勢丹まで登場…。
武漢では手に入らないが、沿岸部や成都では簡単に手に入る日本ブランドのビール

店内の写真は止められてしまいましたが、イトーヨーカドーや伊勢丹に行けば、かなり日本に近い商品が手に入ります。
特に食品は、品揃え、品質ともに申し分ありません。(試食済み)
では、現地の日本人相手にビジネスをしているかといえば、成都は日本人が多い土地でもありません。
やはりメインの顧客は成都の中国人です。
中国の大都市の中で最西端、すなわち最も内陸にある成都で、日本と同様の商品が受け入れられているわけです。
以前、武漢でも日本の衣料ブランド・ハニーズが受け入れられているとご紹介しましたが、成都では衣料に限らず食品、日用品まで『日式』が受け入れられているのではないでしょうか。
おまけ・木登りするパンダ。
余談ですが、日本人団体客のおじさんが「おいパンダ、降りてこっちへ来い」と呼んでいると、
現地ガイドさんが「残念ですがここのパンダは日本語が通じません」と言っていました。

沿岸部でも都市によって、発展の度合い、雰囲気などは大きく異なります。
そして、当たり前ですが内陸も同じように、都市ごとに発展レベルや特徴が異なります。
目覚ましい発展を続ける内陸ですが、一方でこれらを一括りにしてはならないと今回痛感しました。
成都を少し見ただけで偉そうなことを言うのは恐縮ですが、中国内陸都市を観察される際は、ぜひ複数の都市を見て、『内陸』と『各都市』の二つを掴んで頂くことをお勧めします。