2011年8月22日月曜日

「中国式ファッション誌 撮影実話」 第2回 VoCE8月号 7月20日発売

今回は立て続けで2回の出張をし、3本の撮影をするという激務でした。
なんか、もう新幹線感覚です。

こちらは、VoCEのファッションページ。「トルコ風」という難しいテーマでした。
中国人が考えるトルコって何? どういったイメージなの? って疑問を抱きつつ貸し出しに向かいました。担当編集も同行してくれたので、「これは?」「これなんてどう?」というやりとりで段々判ってきました。

彼らの考えるトルコ風とは「柄が大きい」その一言に尽きるようです。
であれば、かなりの候補があると言えます。
・・・で、DRESSCAMPをまた、使いました。



これはバックスタイルにかなり凝った作りです。
それを写真にするためなんとヘアメイクのアシスタントがフリルの端っこにピアノ線をつけてひっぱっるという荒技を繰り出しました!!
「マジで??」と驚きましたが、上がりを見て、「ま、これはアリかも」と思いました次第。

さらには、ドサクサ紛れ?でかなりマリンなボーダー柄のものも入れてしまいました。


自分的には「どこがトルコ風やねん!」と突っ込みどころ満載でしたが、頭に巻いたスカーフがどことなくトルコ風?いいえ、エルメス風!!
なんですが・・・写真って不思議でなんとなーーーくそう見えていませんか?
更には、この最後のロンパス風パンツ、スタッフ全員に大好評でした。ブランドはRENOWNのセレクトショップ、MANOのもの。まだ中国での店舗が少ないですが頑張っているブランドです。

この日、ロケのスタートは16時半、ここからメイクを開始していたら、いきなりの雷雨!!
北京では雨がとっても珍しいのです。
わたしは「大丈夫??」と心配していましても、皆さん涼しい顔で「北京は雨はすぐ止むから〜」と暢気なのです。大陸的と島国的な感覚の違いでしょうかね?

で、のんびりとロケ地=SORANA(ちなみにこのソラナは以前ファッションショーでも使っている場所に行ったものの、豪雨は継続中。
すると編集者がいきなりアラビア風レストランへ交渉し、ロケ決定!「え?これでオッケーなの??」というほどあっさりオッケーなのですよ。


そんな訳で、アラビア風なトルコ風なページとなりました。
終了はなんと、深夜1時半! 
誰一人文句も言わず黙々と仕事をしていました。思った以上に皆さん頑張り屋さんです。

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