さて前回に引き続き、今回もパリコレ会場周辺で見かけたファッショニスタをご紹介します。
今回はずばり、「私の好きな人」!
なかでも今、一番ステキだなと思うのがUS版『マリ・クレール』誌のテイラー・トマシ!
ハイ、もうものすごい顔が小さい&小枝のような脚の持ち主です。
色鮮やかなイエローのスカートは「バレンシアガ」、中のチェックシャツは「ドリス ヴァン ノッテン」(私とお揃い!)。
こちらの「クリストファー・ケイン」のレーストップ&スカート、そして「ジャン・ポール・ゴルチエ」のコルセット、「クリスチャン ルブタン」のブーツというコーディネイトも最高!
しかも、奇抜になるどころかサラっと着こなしているのがさすが、です。
ちなみに、今回のワールドコレクションでは「セリーヌ」のブルーのクラッチバッグがキー・ポイントになっている模様。
NYでも愛用しているのを見かけました。
彼女はデザイナーのヴィガ・ガジンスカヤ。
こちらは「セリーヌ」のショー会場でキャッチしました。
彼女はファッションに対する愛情と冒険心がすごい。
ひとつひとつはシンプルなアイテムでも、シルエットが変わるだけでこんなにモードになるんだ、といういいお手本を提示してくれます。
すべて、彼女自身のブランドの服。
ロンドンの『タンク』誌に創刊から携わっている、マネージングディレクターのキャロライン・イッサ。
彼女も最近ファッショニスタとしてめきめきと頭角を表している人物です。
しかも、性格がすごくいい&知的!
この日は、「DURO」のブラウス&スカートで「エルメス」会場に登場。
こんなどこかレトロなムードが漂うプリントアイテムも、トレンドのひとつとして要チェックです。
スタイリストのエリザ・ナリンも、スナップ率上位に常にランクインしている女性。
ごめんなさい、ブランド名は聞けなかったのですが、今回もカラフルなコーディネイトでまさに“色使いのプロ”、的貫禄を見せつけてくれました。
レオパード柄も彼女の手にかかると、どこか優しい雰囲気になるのがステキ。
“黒の女王”といえば、US版『ELLE』誌のケイト・ランファー。
いつ見ても本当にクールで、プラチナブロンドのヘアスタイルもいつも注目の的。
展示会場でもすっと現れて風のように去って行く……その姿すらかっこいい。。
写真を撮るのも神業的な早さ!?
ケイトのように自分スタイルとして“黒”を貫く人もいましたが、今回のパリコレスナップを総括すると、次なるトレンドの筆頭株はずばり、“色”です。
先シーズンの「プラダ」や「ジル・サンダー」でも色が溢れていました。
この春夏は、今までならちょっと派手かな?と思うような色の組み合わせにも果敢にトライすべし!
もし抵抗があるようなら、間にヌードページュやアイスグレーなど、中間色を挟み込むのがポイントです。
ちなみにオールペールトーンのコーディネイトも、トレンドとして注目です。
ファッションエディター&スタイリスト
近藤陽子
Fashion editor & Stylist
Yoko Kondo
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